MOMO1993

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ベルリン、僕らの革命

2005-05-16 01:44:28 | 映画の感想 (映画館)
ものすごく真面目な映画だった。
社会の仕組みに不満を持っても「まあ仕方ない。」と
考えるわたしにはどうも向かない作品

そもそもこの邦題がよくないと思う。
ベルリンなんてほとんど出てこない。
ベルリンの街を見たくて観に行ったのに。
革命なんて起きないしそんなに気軽に使う言葉じゃ
ないと思う。

多分、主人公はボロボロのアパートに住んでいたから
クロイツベルクあたりの設定になっていて
これも推測だけど壁崩壊前は旧東ベルリンに住んでいたから
今の資本主義に不満なんだろう、と思える設定だった。

そして豪邸が出てくるけど別にベルリンという感じではない。
だいたい郊外に行かないと豪邸無いし。

ドイツの原題は「Die Fetten Jahre sind vorbei」
犯行現場に残すメモに使われる言葉で
金持ちの時代は終わりだ、みたいな感じ。

英語題は「The Edukators」
これはヤンとペーターの犯行グループの名前。

このどっちかにしてくれた方がまだ良かった。
この邦題にすっかり騙された。

働いて好きなものを買うのがどうしていけないのか
わたしにはわからない。
贅沢はいいことだと思うのだけど・・。
お金は使わないと経済が活性化しないと思う

ダニエル・ブリュールは確かにかっこいいけど
どうも真面目な映画にばかり出すぎな気がする。
「グッバイ・レーニン」は好きだけど今日予告で観たのも
真面目そう

山小屋で50代を監禁して暮らすシーンは
ちょっと笑える。
太ったおじさんが料理したり自由恋愛?!を指摘したり・・。
あとドイツの山と湖は本当にきれいだなぁーと
改めて感じられた。でもほんとベルリンと関係無し。

アメリカのデータベースImdbのサイトでは10点中7.9の高評価。
わかる人にはわかるんだと思う。
渋谷のbunkamuraは快適で良かった。

BGMのロックが最高!!こういう曲大好き。

ベルリン、僕らの革命 公式サイト

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