いわゆる“告る”っていう表現ですね。
これは日本語の現代スラングですけれど、あなたが大好きですという告白は、とても勇気がいる行為で、
それをした人は褒められるのが相場です。
けれど、告白された側の人がどんな状況かを考えた事がありますか?
… 私はこれから書く出来事があるまでそんなことについて考えて見たこともありませんでした。
実は、家の息子の体験なんですけれど …。息子は高校四年生の時全然知らない女の子に告白されました。
高校4年生は高校の卒業生です。
それで5月と6月にかけて色々な行事があり、
中でも卒業生ダンスパーティ“プロム”は、一生の思い出となる高校最後の一大イベントです。
息子に告白した女の子は、毎時間の授業後、小さなスケートボード付のキーホルダーに少しずつメモを書いて、
“Would You Like to Go to the Prom with…….”という文章を6回に分けて息子に伝え、
一日の最後の授業を終えて教室の外に出ると、その女の子が大きな紙で作ったギターを手に立っていて、
そのギター真ん中に“ME?”と書いてあったそうです。
もの凄い人数の野次馬がいて、息子は“YES”としか言えなかったそうです。
けれど息子は、その後悩みに悩んで、電話をして断り、ずっと好きだったけど言えなかった他の女の子を誘いました。
一大決心をして、色々とアイデアをしぼって息子に告白してくれた女の子には気の毒でしたが、
息子にとっても一生に一度の思い出になる卒業ダンスパーティです。
息子は、全然知らない女の子と一緒に行っても自分は楽しく相手をできないし、
好きな女の子と行きたかったと後悔しながらでは、ますます楽しめない … と言いました。
誰に聞いても、(祖母、叔母、父親、姉 etc…)一度承諾したのに、断るのは酷い、
彼女の純粋な気持ちを傷つける事になる … と言われて、
眠れないほど悩んでいましたが、ついに断りの電話を入れました。
長い時間話をして、相手の女の子は泣いたり興奮したりせず、わかってくれた様でした。
そういういわゆる恋の相談を息子から受けるとは思っていなくて、
(受けたと言うよりは無理やり聞き出しました …)でも、二人の女の子を泣かすよりは、一人の方がいいし、
(息子が好きな女の子は、息子が誘うのを待っていてくれたらしいです …)
少なくとも一人の女の子は、ハッピィにできるんだから、気にすることない、
ナンバーワンよりオンリーワンだよっ!とおかしな慰め方をしたダメダメ母親の私に、息子はこう言いました。
“Thanks for THE TEA AND SYMPANY.”
日本語に訳すとすれば、多分、「話を聞いてくれてありがとう。」という感じです。
そういえば … (またハリー・ポッターの話ですが) … 年上で貧乏な狼男を好きになった若い魔女が、
狼男に拒絶されて悩んでいた時、ハリーの親友のお母さんに相談していて、
帰る時に、 ”Thank you for THE TEA AND SYMPANTY.” と言っていました。
恋の相談だけに使われる言葉ではありませんが、とても素敵なお礼の言葉だと思います。
おざなりに話を聞くのではなく、暖かいお茶を一緒に飲んで、ゆっくり話をきいて、
そして、悩んで凍りかけていた心が少しはとけて、温かくなって … という状況がよく表現されていると思います。
これは日本語の現代スラングですけれど、あなたが大好きですという告白は、とても勇気がいる行為で、
それをした人は褒められるのが相場です。
けれど、告白された側の人がどんな状況かを考えた事がありますか?
… 私はこれから書く出来事があるまでそんなことについて考えて見たこともありませんでした。
実は、家の息子の体験なんですけれど …。息子は高校四年生の時全然知らない女の子に告白されました。
高校4年生は高校の卒業生です。
それで5月と6月にかけて色々な行事があり、
中でも卒業生ダンスパーティ“プロム”は、一生の思い出となる高校最後の一大イベントです。
息子に告白した女の子は、毎時間の授業後、小さなスケートボード付のキーホルダーに少しずつメモを書いて、
“Would You Like to Go to the Prom with…….”という文章を6回に分けて息子に伝え、
一日の最後の授業を終えて教室の外に出ると、その女の子が大きな紙で作ったギターを手に立っていて、
そのギター真ん中に“ME?”と書いてあったそうです。
もの凄い人数の野次馬がいて、息子は“YES”としか言えなかったそうです。
けれど息子は、その後悩みに悩んで、電話をして断り、ずっと好きだったけど言えなかった他の女の子を誘いました。
一大決心をして、色々とアイデアをしぼって息子に告白してくれた女の子には気の毒でしたが、
息子にとっても一生に一度の思い出になる卒業ダンスパーティです。
息子は、全然知らない女の子と一緒に行っても自分は楽しく相手をできないし、
好きな女の子と行きたかったと後悔しながらでは、ますます楽しめない … と言いました。
誰に聞いても、(祖母、叔母、父親、姉 etc…)一度承諾したのに、断るのは酷い、
彼女の純粋な気持ちを傷つける事になる … と言われて、
眠れないほど悩んでいましたが、ついに断りの電話を入れました。
長い時間話をして、相手の女の子は泣いたり興奮したりせず、わかってくれた様でした。
そういういわゆる恋の相談を息子から受けるとは思っていなくて、
(受けたと言うよりは無理やり聞き出しました …)でも、二人の女の子を泣かすよりは、一人の方がいいし、
(息子が好きな女の子は、息子が誘うのを待っていてくれたらしいです …)
少なくとも一人の女の子は、ハッピィにできるんだから、気にすることない、
ナンバーワンよりオンリーワンだよっ!とおかしな慰め方をしたダメダメ母親の私に、息子はこう言いました。
“Thanks for THE TEA AND SYMPANY.”
日本語に訳すとすれば、多分、「話を聞いてくれてありがとう。」という感じです。
そういえば … (またハリー・ポッターの話ですが) … 年上で貧乏な狼男を好きになった若い魔女が、
狼男に拒絶されて悩んでいた時、ハリーの親友のお母さんに相談していて、
帰る時に、 ”Thank you for THE TEA AND SYMPANTY.” と言っていました。
恋の相談だけに使われる言葉ではありませんが、とても素敵なお礼の言葉だと思います。
おざなりに話を聞くのではなく、暖かいお茶を一緒に飲んで、ゆっくり話をきいて、
そして、悩んで凍りかけていた心が少しはとけて、温かくなって … という状況がよく表現されていると思います。
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