今朝は初夏の陽気から真冬に逆戻り

 

週初めの初夏のような暑さは、どこへ行った？と言う感じの今朝であるが、シベリアからの寒気は日本海を渡って、北海道、東北、北陸、信越、関東くらいまで南下してきた。明日には、日本全域が寒気に覆われるだろうが、九州の西側に低気圧が発生して東へ移動するため、ところにより雪が降る可能性もありそうだ。ただ海面水温が２０度くらいあるので、雨のほうが可能性が大きいだろう。三連休の中日は晴れそうであるが、いずれにせよ、寒気の中の西高東低の気圧配置であるからには、寒いことには変わりないので、防寒は必須である。

 

今日は、一日冷たい小雨が降っていて外作業は何もできずとなった。特に作業で汗もかかないので、室内にほとんど籠っていたが、昨日確定申告を片づけておいたので、結構この時期にしては気楽に過ごせそうだ。ところで裏金議員の確定申告が議論になっているが、このまま雑所得を申告せずに乗り切れるのか、もしこのままおとがめ無しに乗り切れたとしたら、税務署は何をやっているんだとクレームが入ることが予想される。いずれにせよ対象議員は、早めに自ら何らかの対処をしたほうが賢明だろう。国民から言われてしぶしぶ動くのでは、次の選挙で勝てることすらなくなるだろう。

 

ところで、この確定申告の時期に国税庁がポスターを出したようだが、タイトルは「脱税は犯罪」だと言うものだが、誰向けなのだろうかと誰もが考えてしまうだろう。このポスターがあるのは、確定申告に関係ある場所であろうが、そこに来る人たちは当然確定申告をするわけだから、全く関係ないに等しいのではないか。では裏金議員はどうだろう、裏金から政治活動費を差し引いた残りは雑所得になるわけだから、当然その分も確定申告書に書かなければいけないはずだ。もし政治活動費で使い切ったのなら０円申告をする必要があるだろう。国税庁が正々堂々と、脱税者は見つかる。査察官は見つける。と言ったポスターを出したからには、徹底して脱税者が無いような対応をしなければ、国民はますます納得しなくなると考えるのだがどうだろう。

 

さて今日の株式市場であるが、株価は最高値３９１５６．９７円と過去最高を更新している。バブル時代の経験者は、ここで買いたいと思う人はいないだろう、それより暴落を待って安値で拾ったほうが確実に値上がりする余地がある。今ここで買ったとしてもどこまで上がり続けるかは不透明であるが、専門家は今の高騰はバブルではないとも言っている。しかし相場は予想通りに動いたことは無いし、過去の株価を見る限り定期的に暴落の時期が来ているので、巨大地震のようなものかもしれないと考えたほうが良いだろう。

現在の株価上昇は、海外の投資家の大量の資金が流入した結果だと予想するので、株売却の利益が必ずしも国内に還元されるとは限らないから、国内の購買力が上がるとも思えない。そもそも投資家の資金は、投資へ回すのが一般的だから、日本の経済発展に寄与するかも疑問である。また株価上昇の企業も利益を出さなければならないし、賃上げも行う必要があるから、順風満帆に波に乗れるか試練の船出のような気がする。

それから忘れてはいけない、ドル円相場であるが、今日も為替は１５０円と円安のままだ。どんなに株高になろうが投資家でなければ株に興味は無い。それより円安は物価に悪影響するから、円高に戻るまで消費を抑えようとするだろうけど、このまま円安がずっと続けば、消費は永遠に低迷することになる。だから利上げに向かうかと言うと、それも出来ないのが今の日本だ。結局、質素倹約に尽きる。

 

明日から三連休ではあるが、日本の南岸には停滞前線が横たわっており、シベリアからの寒気も日本まで南下しているうえ、九州付近から低気圧が関東へ移動してくるため、東京の最高気温は５度と低く、場所によっては雪がちらつくところもありそうである。三連休のお出かけには、中日の土曜日だけが天気が良さそうであるが、寒さが厳しいことに変わりはないので注意したい。