令和5年のドル円相場は、1月13日に127.880円だったものが、現在141円台に円が急落している。今日は、もしかしたら142円台に大幅安になる展開かと思ったが、円の買い戻しに支えられているようで、142円目前でくい止められている。個人的には、円安でも円高でも影響はないが、極端な円安も貿易にはかなり影響があるので、このまま底なし沼のように将来的に円安が進むのだろうか、仮に円安時代が来るのであれば物価も下げたくても下げられない経済構造が定着してしまう可能性が大きい。例えば来月は、小麦などが値上げされるが、輸入品に関しては気づいたときには2倍になっていたなんて無いとも言えないだろう。結局今夜に一瞬142.005円となった模様であるが、その後は141円台で推移している、果たして円安の影響は私たちにどう影響するか、気になるところである。
最近、マイナンバーカードの延期や撤回を求める声が60代以上の特に高年齢層に多くなっているという。当然と言えば当然なのである、私の知るかぎり、パソコンもスマホも使えない、いや使っていない人がほとんどである。そもそもマイナンバーカードは、行政側の事務処理を迅速に行うのが目的だが、庶民にとってカードを持とうが紙であろうが、保険証は何でも良いのである。特にマイナンバーカードで医療状況が見れたとしても、高齢者は直接主治医に聞いたり薬局で教えてもらったりするほうが安心できるだろうから、デジタル化を国民に押し付けてはいけない、デジタル化はあくまで行政システムの中のみで考えることである。そもそもリレーショナルデータベースを構築するのに手作業でやること自体間違いを生み出す元であり、キー項目として生年月日と名前だけで個人を特定するのは全国規模では重複があり過ぎて誤登録発生は当然あり得ることである。
問題は、同姓同名、同じ誕生日の人をどうやって、マイナンバーと間違いなく照合できるか、行政側へぶん投げるだけでは達成は難しいだろう。
さて間もなく国会も閉会するが、解散総選挙の噂も煙のように消えていったので、与野党両方の議員さんもほっとしているのではないだろうか。広島サミットも支持率を多少上げたことは確かだが、身内のことやマイナンバーカードではマイナスイメージしか捉えられないから、選挙が与党に有利とは言えないし、野党も準備不足なので選挙で論戦できる状況でもない、半年先送りの形となるが、社会情勢は何か変わる要素があるのだろうか、選挙投票で困るのは国民なのであるが。
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