屈託を抱えるOLの三智子。
彼女のランチタイムは一週間、有能な上司「アッコ女史」の指令のもとに置かれた。
大手町までジョギングで行き、移動販売車の弁当を買ったり、
美味しいカレー屋を急遽手伝うことになったり。
そのうち、なんだか元気が湧いている自分に気付いて……。
表題作ほか、前向きで軽妙洒脱、料理の描写でヨダレが出そうになる、
読んでおいしい短編集。
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2014 8/3 読了
【新感覚ビタミン小説】とあったけど、まさに元気になれる1冊!
そしてアッコさん素敵♪いい歳こいてるあたしなので、むしろ自分が
アッコさんのような立場にならねばいけないけど、ついつい自分の身近にも
アッコさんのような人がいてくれたらなぁ~と思ってしまいまいたわー。
自分の事をよく見てくれてて、かと言ってべたべたした馴れ合いの関係ではなく…
1話、2話とアッコさんを堪能した後に、3話ではなかなかアッコさんの登場が
無いので、ここからは別のお話なのかなと思いきや・・・
さりげな~くアッコさんが登場してくれて思わずにっこり。
そして4話に至っては、そう来たか!と(笑)
何度挫折してもいいんだよ。もっとポジティブシンキングで頑張れ!
そう背中を押してくれるかのような素敵な作品でした♪
そして読み始めて即、自分に中ではこのアッコさんを天海祐希さんを
イメージしてしまいました。ドラマ化されないかな~。
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