「一番おもしろい試合は、8対7だ」
野球を愛したルーズヴェルト大統領は、そう語った。
監督に見捨てられ、主力選手をも失ったかつての名門、
中堅メーカー・青島製作所野球部。ここのところすっかり成績低迷中。
会社の経営が傾き、リストラの敢行、監督の交代、廃部の危機・・・・・・。
創部以来の危機に、野球部長の三上が招いたのは、挫折を経験したひとりの男だった。
一方、社長に抜擢されて間もない細川は、折しもの不況に立ち向かうため、
聖域なきリストラを命じる。廃部か存続か。繁栄か衰退か。
野球部の存続をめぐって、社長の細川や幹部たちが苦悩するなか、
青島製作所の開発力と技術力に目をつけたライバル企業・ミツワ電器が
「合併」を提案してくる。
人生を賭した男達の戦いがここに始まる。
青島製作所は、そして野球部は、この難局をどう乗り切るのか?
負けられない勝負に挑む男たちの感動の物語。
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2014 7/18 読了
ドラマが面白かったので、原作に興味を抱いたのですが、
展開がわかっていても、やっぱ面白かった~♪
ドラマも最初は、企業モノは何だか小難しそうだし、
野球にもさほど興味無いし、登場人物も多いしと
イマイチ乗り切れないかなと思いつつ、回を重ねる毎に
ワクワクドキドキハラハラと目が離せなくなりました。
なので原作読んでても、映像の記憶が蘇り、何度も何度か
涙がこみ上げてきちゃいましたわー。
全てが上手くいくわけではないし、野球の試合は9回で
ゲームセットだけど、現実は続く訳で・・・
今後も野球部にせよ、会社にせよ、どうなっていくのかは
わかんないけど、元気をもらえる物語でした。
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