麻生太郎副総理兼財務相は9日の閣議後の記者会見で、少子高齢化に伴う社会 保障費増に絡
み「子どもを産まないのが 問題だ」とした発言に関し「誤解を招い た」と述べ、不適切な表現だった
との認識を示しました。これに対し野党幹部は「思わず本音が漏れた」(民主党の海江田万里代
表)などと重ねて批判しました。
麻生氏の釈明を受け、菅義偉官房長官 は全く問題ないと擁護しました。ただ上川陽 子法相は「閣
僚はいかなる状況でも、理 解してもらえる発言をすべきだ」と苦言を呈しました。
麻生氏は、保育施設などの不足で産み たくても産めないのが問題との趣旨だっ たと釈明し「きち
んと説明するのを省い てしまった。時間をかけるべきだった」と述べました。
菅氏は会見で「野党は発言の一部分だけを取って攻撃している。国民は麻生氏の説明を理解して
くれる」と強調。甘利 明経済再生担当相は「麻生氏はときどき 『てにをは』を間違ってしまう。産ま
ないことではなく、産めないことが問題思いは同じだ」と語りました。
海江田氏は東京都内で記者団に対し 「女性が輝く社会をつくるなどと言って いるが(麻生氏の発
言が)自民党に脈々と続く考え方だ」と反発。維新の党の江田憲司共同代表は「産むか産まない
かは われわれの自由だ。産みたくても産めな い人がいる。それを何とかするのが政治の責任だ」
と都内の街頭演説で指摘しました。悪いと認めて誤るのは素直でいいと思います。しかし、政権を
担う幹部の姿勢から考えると、とても幼稚です。誤ると言うことは自らを否定する行為です。選挙中
でなければ結構開きなおっていたでしょうね。国民は理解してくれる?私達を馬鹿にしてるんでしょ
うか。日頃の思考感覚がポロッと漏れるだけではないでしょうか?すぐに誤ることは、信念が無い
証です。日頃から自民党内でこの様なレベルの会話が横行していると考えることが大切ですね。国
民は自分達の玩具と思っています。そうでなければ、集団的自衛権や秘密保護法などの国民を危
機にさらす行為や都合の悪いことは教えない発想はないはづです。秘密保護法で逮捕された人の
ことも秘密にして闇に葬ることも考え過ぎではないと思います。とても危険な状態です。選挙に参加
して自分の身を守ることが大切です。
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