「高齢者が悪いようなイメージを作っ ている人がいっぱいいるが、子どもを産 まない方が問題
だ」。
またもやと言うべ きか、麻生太郎財務相の発言が物議をかもしています。
衆院選の応援演説でのことです。
「みんなで少しずつ負担する以外に方法がない」とも語っています。
消費増税へ の理解を求めることが真意とも考えられます。
しかし、経済的理由や雇用の事情、保育所不足のために出産できない女性は多いでしょう。
産まない女性に責任を押し付けるのではなく、安心して出産や子育てができる政策が大切です。
少子高齢化は猛烈な勢いで進んでお り現役世代3人で高齢者1人を支える 「騎馬戦型」から、20
50年には1.2人で1人を支える「肩車型」になります。
寿命が延びること、高齢者が増えることは必然です。
一方、生まれてくる子どもの数は政治 によって変える余地が大いにあります。
出産や子育てに対する政策の不十分が反映されています。
低賃金の非正規雇用が全体の4割近くが現実です。
若者達がお金がなく生活不安が強いことが結婚や出産のできない状態を維持しています。
特に女性の非正規率は 高い水準です。
出産・育児休暇の際の保障も十分 ではなく、保育所不足も出産をためらわ せる要因となっていま
す。
少子化や家族政策に投じられる公費の割合が日本は先進諸国の中で際立って低いことを忘れて
はいけません。
安倍政権は保育所拡充など少子化対策に躍起だが、出生率が少々上がっても子供がすぐに増え
るわけではありません。
現役世代の女性の数はしばらくは減っていき、出生率が改善しても相殺されてしま う。
人口のい「団塊ジュニア」世代が 若かったころに出生率が高ければ、少子化はこれほど深刻では
なかったはずです。
歴代の自民党政権の無策がもたらした少子化です。
長らく政権の要職にあった麻生氏にまったく責任がないとは?
現在は副総理です。
世代間対立をあおるような言説を責任ある政治家はすべきではないと責められるでしょうね。
麻生氏は応援演説の中で、景気回復の 実績を強調し「企業は大量の利益を出 している。出してい
ないのは、よほど運 が悪いか、経営者に能力がないかだ」と言っています。
しかし、円安による原材料費の高騰などで倒産する企業は急増しているのが現実です。
人手不足も地方の中小企業を苦しめています。
自民圧勝の選挙情勢が流れるています。
安心してるんでしょうね。
麻生さんは、ある意味では正義の見方かもしれません。
自民党の共通認識を国民に警告しています。
国民は余り賢くないですよ!
皆さんは悔しくないですか?
私は悔しいです。
閣議決定の横暴も許せません。
国民を愚弄する政党に一票を投じることは、切腹と同じだと思います。
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