日記 ふたりのおじいちゃん
一人暮らしのおじいちゃんの、今は亡き奥さんの命日が、私の誕生日でありまして、それを知った時に、
あゝ、奥さんからの伝言かな、
『主人を気にかけてやってくれ』と、
感じ入ったのでありました。
実際、住まいが目と鼻の先であっても、普段用事でもあって意図的に行動しなければ、全く会わないもので。
知り合ってからかれこれ20年近くになるけれど、全く出会わない年も10年間以上は軽くあるのでした。
このおじいちゃんは昔々夫婦でスナックを営んでいたそうで、喋り口調も軽快で、本音を言ってくれるので、会話していてリズムが合うのでした。
側から聞いたらケンカしてる?
ように聞こえるかもしれません(笑)
いえいえ、お互い本音でしか喋らないだけなのです。(笑)
続く