日記 キーちゃん無事飛翔す

日記  キーちゃん無事飛翔す

ニャンコ2

そんな顔で見んなよ…

雨風で、キアゲハさんが

気になって気になって

部屋へ入ってもらいました。

幼虫時代、

私の腕をカジカジしてた割には

私が怖いようで、

蜜を飲ますのにも

暴れて大変でした。

が、その割には

一度蜜を認知すると

そこからずうっと離れないのでした。



長すぎなので、

よくよく見てみると、

飲んで無いのに蜜の上で

じっとしているのでした。

だから、

そんな顔で見んな！って！

翅をパタパタさせて

用意したネットの中で動き回るにも、

クーラーつけて

部屋を寒くしたら、

キーちゃんはブローチのように

固まって

動かなくなりました。

そうこうしていると、

外が晴れて、

風も収まったので、

今がチャンスかなと言う事で、

後ろ髪を引かれながらも

キーちゃんを空へ放ちました。

キーちゃんは、

それはそれは高く舞い上がり、

あれじゃ鳥さんたちを

誘き寄せているのも同然と、

私の不安を掻き立てたのでございました…。

高く高くお空を、駆け上る

キーちゃんは、

あっと言う間に見えなくなりました。

蝶って、

案外飛ぶ高度が高いようだ。

今頃鳥さんに食べられていないか…

不安は尽きません。