「先に寝てるね。」
と寝室の布団の上で まるまる。
バディは
「寝んねだよ。」
というと 部屋の片隅か ソファの上に 行く。
バアは 寝室に 入ってくることは ない。
しつけたわけでは なく マックも私も もちろん
「入ってきちゃダメ。」
「バアは あっち。」
とか 一度も 言ったことはない。
戸は 開けてあり いつでも バアは 入ってこれるはず。
戸のすぐそばで 寝ていることは あっても そこまで。
先に ご飯を食べ終わったバアが 一歩 離れて マックが 食べ終わるのを
見ているのと 同じで
バアは 大切なところで マックを尊敬し、マックに感謝している。
初めて バアが マックと会ったとき
マックが 自分を無条件で 受け入れてくれたことを
バアは忘れていないのだろう。
ときには いじらしい。