平成13年度分からの全国自治体の決算状況が、同じ書式・“決算カード”で公開されている。従って、これを一覧表にすれば、千葉県の17町村の町財政の比較ができる。下の表を見れば一目瞭然で、その違いが判ってくる。
睦沢町の数字を黄色の帯で見やすくした。H欄とM欄の数字が、その中では桁が違うので、目立つ大きさだ。前回に示した人件費/地方税の100分比は108.7%と頭が抜けている。これをK欄では標準偏差値に表現を変えてみると、79という抜群の使い込み成績で、いかに群を抜いているかが判ってしまう。
M欄は、議会費が地方税を10%以上食ってしまったことを示しているが、二桁とは他の16町村とはまさにけた違いに多いことが分かる。
特別職の給与が地方税収入規模から見るとやはり多い、三役の定められた給料月額は、バブルのはじける前から全く変わらず、いまも第2位の月額を堅持している。
これまでの議会での質疑応答の中で、職員の給与レベルでの国家公務員並みのラスプライス指数100云々の確認作業を行う以上の論議はされず、表層論議に終始している。赤文字の3件を過多経費と名付けて、なぜ過多経費のままで経過して来たのか、対応策をいかにすればよいかを論議していきます。