日々是老・病

84歳の後半に入り、身体にいろいろと加齢に基づく不都合が生じています。日誌代わりに備忘録として経過記録します。

専決事項の励行

2016-06-19 20:24:55 | 町の行財政

町政に関心を持ちだした頃に、年度初めの職員人数をメールで総務班に問い合わせたことがあった。人員把握が出来ている総務班職員からの直ぐに回答を得られるものと期待していたところ、そうは問屋が卸さぬ世のならいをこうむった。

この問い合わせについて初回回答のメールを添付文書で受信した。その文書の中に「なお、当課におきましては、原則として、メールによるご質問、ご相談は受け付けておりませんので、今後、メールによるご質問、ご相談には応じかねますことを予めご了承ください。」の記載があり、その後2年間はメールを出せども一切のメール返信を受け取ることがないという差別扱いを受け、昨今のデジタル時代に実に不便であった。ホームページのキャプションではEメールの「町へのお問合せ」とあるのにねえ。そんな特定人扱いを今春の町長懇談会席上で、私を一人の住民として対応する旨町長の回答を得、2年来の差別扱いを止める言質だと受け入れ、住民としての立場を回復したので、これ以上は不問に付します。

私が指摘する問題点は、いずれは公表する職員数とか、議事内容についての問い合わせのメールをしたときに、私への回答をするか否かの可否について町長へ決裁を求めたことにより、余分な伺い書、押印が発生していることです。いわば無駄な業務なのに、疑念を持たずに職員が捺印ベタベタ邁進していることには驚いてしまう。

事務取扱規程に各課長の事務専決-7(2) 定例に属し、かつ、重要でない事項の指令、通知、申請、届出、紹介、回答及び報告に関すること。とあります。課長の事務専決事項については町長への決裁を求めず、また町長は伺い書が来ても課長へ差し戻すなどが事務効率向上には必要な措置です。専決事項の励行は、かくも重要な背景があります。

議会の許諾を予め受けた災害への対応に関わるような町長専決事項の励行は、議会へ報告を要するとしても、早く対応が取れるという点で、重要な業務対応体制に違いありません。日常業務の多い職員にとってもその重要性は変わりません。コンプライアンス精神の発揮は、上司のあやしい命令に対する正しい法規判断に繋がります。

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ゴスペル事始め

2016-06-18 21:30:51 | 音楽あれこれ

映画「天使にラブ・ソングを」で歌われていた Oh! Happy Day が初めて耳にしたゴスペルだったかしら。プロテスタント系教会の盛り上げ用の讃美歌だな、という感触。リズムの歯切れの良さと、裏拍多用で自分が歌うには苦手の部類です。

人に誘われて町中央公民館の音楽室で、市原香代子先生のご指導、2時間×3回でAmaging Grace を仕上げるという楽し気な催しに参加した。20人ばかりのうち男声5人はまずまずの比率みたいです。今日は終始耳から覚えて声出しをする、楽譜は無しという分かりやすいレッスンでした。

お持ち帰りのCD-ROMの音に同期練習をして来週に臨みましょう。音域は High なので、ハモリのHigh tone をものにして、2週間後の仕上がりが楽しみです。

 

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議会を傍聴しました

2016-06-17 20:11:16 | 町の行財政

議会だよりに予告があったので、今日は朝から弁当持ちで傍聴に出かけた。大ベテラン議員のほか、2期目3人、新人議員4名の顔見世観劇風に大向こうで見させて頂いた。一般質問者持ち時間各1時間なので、夕飯に間に合うかなあと懸念したけれど、8人の質問応答を聞き終わり、会期は一日、午後4時には帰宅できた。

質問テーマは、学校問題、スマートウェルネスタウン事業、農業問題、災害対策といったところ。議員から町執行部へ状況確認の質問パターンが大部分で、その程度は事前に調査済みで承知したうえでの、もっと深堀り質問をしてほしかった。

60分の持ち時間を、50分、20、16、 25、 37、 31、 27、40分しか使わず、平均31分では質問議員たちが息切れしました、と見えてもったいないことだ。シェアし合えば8時間出来るけれど…

新人議員から、睦沢町をベッドタウンにと、面白い捉え方が出て来たのに、事前提出質問内容に無いからとの門前払いの答弁だった。答弁に窮してのことなら仕方がないけれど、回答する内容があれば、ケチケチせずにさりげなく答弁するというのは町長の度量でもある。

原稿に目を落としながらの質問には、抑揚もなく声も通らず傍聴席に届かない。スピーカーの音量レベルが低かったようで、1階ロビーのTVではしっかりと聞こえていた。ここでは飲み物を取れるし、タブレットでネットも使える、次の機会には利用してみようと思う。

             三カ月を 一日で終えて おつかれさま  字余り

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ヒバリの呼吸

2016-06-16 08:46:04 | 日記

ヒバリのさえずりは呼吸の往復で発するものか、驚くほど長続きするものだ。歩いていて頭上でさえずりを耳にすると、見上げて鳥影を探してしまう。停空飛行なら良いが、目で動きを追いかけていると、平衡感覚が怪しくなってクラッとしてしまう。

口笛を往復呼吸で吹くと、自転車で走ろうが、山歩きをしようがとめどもなく吹き繋げることが出来る。口笛大会で聴く巧者の中には、呼気で吹けても吸気では吹かない人も居た、声楽家も呼気専門だから、何の不思議もない、正統で単純な発声法だということになる。

獣の唸り声、吠えつき、遠吠えなどは吸気専門ではなかろうか?呼気で唸り声を出し切ってから、一息ついてから飛びかかるよりは、吸気で唸り上げた頂点では跳躍力の遅速を制するには吸気側が勝っている

などと考えながら、ひと気のない農道をヒバリのさえずりに合わせて、朝の散歩をしている。

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職員の人員ほか年次推移数値から分かること

2016-06-15 22:58:10 | 町の行財政

地方自治体はホームページ、広報誌を通じて住民に諸情報を公表している。単独年度の歳入・歳出決算値を見てわかりにくい情報も、長年の時系列に数値の流れを見ると、よりしっかりと自治体の活動が見えてくる。

前日の図表を見直してみましょう。町のホームページの「広報むつざわ」と情報公開-給与・定員管理の年度別データから時系列に表にまとめたものです。年度別の職員総数は総務省・決算カードからの引用です。

妙な状況を読み取ることが出来ます。まず、(1) 職員総数に対して年度退職者数と採用者数を増減しても職員数の年度推移を正しくは把握できない。判明している14年間の出入り増減は18名の減員となっているが、職員総数の減員数とは異なっている。 (2) 職員年間給与がH17,H23年度は前後に比べて突出した数字で、どこかが間違っている。(3) H15,H20年度のラスパイレス指数が欠落している。(4) 睦沢町と比較するラスパイレス指数の対照団体が3つあるが、一定しておらず、何を比較したいのかが不明である。

人員・給与関係統計の公表数値が、まるで、担当の職員が替わるたびに、統一のないまとめ方をされているように見える。公表のための書式が総務省から出ているのに、町としては一貫性が保たれていないのだ。これはこの業務処理に関する「業務マニュアル」を確立できていないことを示している。職員はまとめ作業にウロウロするだろうし、私から見ればオロオロしている仕事ぶりに、イライラしてしまう。

専決事項範囲で部下に仕事を任せるときには、その事項ごとに「業務マニュアル」を確立していてこそ可能になる。業務引継ぎの時には上司が確認の上、後任者へ引き渡せばよいのです。さらに文書をデジタル化すれば、庁内ネットワークの資料として、閲覧が可能となり、汎用性が広がる。しっかりと「業務マニュアル」を実務に取り入れることが、実は業務の効率を上げる大きな手段です。睦沢町には「業務マニュアル」が不十分だと、はっきりとわかります。

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