先生「1年生のとき、こんな学習をしたね。」
三角形の色板、数え棒、点が描いてある紙を 児童に見せ、
どんな学習をしたか、思い出させる。
先生「形を 三角の色板や棒、線で 作りました。
この棒や線のことを 『直線』と言います。
『ぴんと はった ひものように、まっすぐな線を
直線といいます。』」
言葉で言いながら、黒板に 書く。
「これは、直線?」
と聞きながら、黒板に 定規で描いた直線や フリーハンドで
描いた曲線を 指さしながら聞いていく。
*紐を手に持ち、ピンとはったり、ゆるめたりして、「直線!」
「直線ではない」と児童が言い、「直線」という言葉を覚えた
こともあります。
先生「ミニ定規を使って、直線を描いてみよう。」
児童 プリントやノートに ミニ定規を使って 直線を描く。
*ミニ定規を 振り子のように動かしながら、大きい波1本、小さい波1本を
描く。それができたら、自由にミニ定規を使って直線で描く。
先生「教科書に付いている 8つの形を 切り取りましょう。」
児童 8つの形(パズルのピース)を 切り取り、
4つの形(魚、ロケット、家、船)を 作る。
プリントに 4つの形が 実物大の大きさで、印刷されているので、
その形に合わせて、8つの形(パズルのピース)を置いていく。
先生「かたちを なかまわけしよう。」
8つの形には、「あいうえおかきく」と書いてある。
児童 直線の数で 二つに 仲間分けする。
*このノートには、後から書き込んだ「正方形」「長方形」「直角マーク」
が入っています。
児童 直線の数➡辺の数、頂点の数を 調べて表にまとめる。
先生「三角形や四角形を 見つけよう。」
児童 児童が、たくさんの図形や線の中から、「三角形」「四角形」を
探し出すには、
という二つの図形の定義が必要です。
「三角形」「四角形」調査隊の「ひみつ道具」は、この定義です。
児童 四角形、三角形を見つけ、黒板の「四角形」「三角形」と書いてあるところに
図形を 貼る。
貼った後、この図形が、「四角形」「三角形」である理由を話す。
「ひみつ道具」の言葉を使って話す。
この時、直線の数だけではなく、「直線に かこまれた」かたちである
ことも大切です。