先生「今日の学習は、『水のかさ』です。
『かさ』って、なあに?」
児童「ビンとかに、どれだけ入っているか。」
「水の量。」
先生「そうだね。
ビンとか、ペットボトルとか、水筒の中にある 水の量だね。
かさが多い=りょうが多い
ということだね。」
先生「赤い鍋、銀色の鍋。かさを比べよう。
どちらが、かさが多いかな?」
児童 予想する。
先生「どうやって 比べたらいいかな。
やり方を 教えてください。」
児童「大きい 同じ大きさの入れ物を 用意して。
二つの鍋に 水を入れて、その入れ物に 水を入れて
どこまで水が入ったか、高さを見て 比べる。」
「赤い鍋に 水をいっぱい入れる。
銀色の鍋に、その水を 入れる。
あふれたら、銀色の鍋の方が、かさが多い。
あふれなかったら、赤い鍋の方が、かさが多い。」
「コップとか、マグカップを使って、
何杯かで 比べる。」
先生「どの比べ方も、いいね!
ちゃんと どちらが かさが多いか分かるね。
実は、コップで比べました。
見てください。」
先生「赤い鍋 コップ6はい
銀色の鍋 コップ5はい
数を比べると、6の方が多いから、赤い鍋の方が かさが多い。」
児童「ううう・・?(._.)」
「え?」
「先生! これじゃ、比べられません。」
先生「あら、どうして?」
児童「比べるとき、同じ大きさのコップじゃないと、
だめです。」
「大きなコップで 2杯と 小さいコップ 4杯が
同じかさだってこともある。」
「赤い鍋の方のコップの方が 小さい?
銀色の鍋の方が、コップが大きい?」
「コップをそろえないと!」
先生「その通りだね。
では、そろえます!」
先生「これで 比べられますか。」
児童「できます!」
「4杯と5杯で、5杯の銀色の鍋の方が かさが多い。」
先生 黒板に
同じ大きさのコップを使って くらべる。
赤い鍋 コップ4はい
銀色の鍋 コップ5はい
コップの○○○が ちがうから くらべられない。
赤い鍋 コップ6はい
銀色の鍋 コップ5はい
「○○○には、どんな言葉が 入るかな?」
児童「かたち?」
「かたちが、違っても、入る量が同じだったらいいし・・
入る量?・・3文字じゃない・・」
「大きさだ。」
先生「そうだね! コップの大きさが 違うから、比べられない。」
児童 教科書やプリントで、水のかさを比べる。