この皿も今年になってからの購入です。
葦に雁でしょうか?古伊万里の絵付けによくあるパターンの模様かと思います。
フリマサイトで見つけました。
購入した人は藍九谷ということで購入されていたようでした。
以外と自分のコレクションを整理している人は結構いるようです。
フリマサイトは基本的に送料込みが多いのでその辺りは分かりやすくて良いです。
口径18.3高さ3.1底径11.8
6寸皿です。
葦に雁でしょうか?古伊万里の絵付けによくあるパターンの模様かと思います。
ぱっと見て絵付けが気に入りました。
特に上の濃の空模様とそれを眺める雁の表情が良いなあと。
手に取ってみると想像通りいい絵付けだなあと。
ただし藍九谷と呼ぶには少し若いのではないかなと思いました。
お皿は薄手ではなくしっかりした造りで元禄以降のものにあるような形のように思います。
裏文様の感じからも18世紀の頭から中頃のもののような気がします。
それでも一応完品で口紅の切れているところはありますが釉薬はかかっていました。
とても気にいっています(^^)
フリマサイトはヤフオクよりも比較的コミュニケーションが取りやすく値段交渉とかも当たり前にあります。
因みにこの品は送料込みで昼飯13回でした。
出品者の方もとても良い方で更に別の品も
購入させていただきました。ヤフオクと違ったおもしろさはあるかもしれません。
先日車で走っていると変な空模様でしたので写真を撮りましたました。
手前雲は雨雲で低く奥は晴れている雲です。
はっとこの絵付けの空の濃を思い出しました。
この皿の絵付けをした人もこんな空を見て絵付けしたのかもしれません(^^)
自分の気に入った品を確実にゲットするには、この方が良いかも知れません。
フリマがオープンした当時、少し覗いてみましたが、贈答品に毛の生えたような陶磁器ばかりでコリャダメだと思いました。今は古陶磁の出品も多くなってきているのでしょうね。
整理品が多いそうですので、私のガラクタ類もいずれその運命をたどるでしょう(^^;
ps. 最後の写真は、たしかに300年前の陶工が描いた雲にそっくりですね。
フリマサイトは最初割引チケットが沢山付いていたので、購入してみましたが、やはりヤフオクの方が品数と質は良い感じです。
ですが専門書なんかは送料込みが多く割と安いのもあり良いのかなと思います。(^^)
遅生さんの集めたものは数が凄過ぎて整理しきれなそうですね(^^;
私も今度要らない物を整理してみようかなと思っていますが面倒くさくて手を出せないでいます笑
この文様は、よく見かけるものですよね。
私も、18世紀の初頭から中頃に作られたものだろうと思いました。
「藍九谷」という区分は、様式区分なものですから、かなり主観的な区分でもあり、人によっては「藍九谷」としたり、しなかったりですよね。
そんなこともあり、私は、最近では、基本的には様式区分はしないことにしているんです。
最近では、もう、典型的な「藍九谷」と言えるものは、滅多には登場してこないでしょうし、安価では滅多に手に入らないですよね。
このクラスのものをすかさず逃さないなど、さすがですね(^_^)
確かに様式区分に関しては主観的過ぎて真面目に考えると訳がわからなくなります(^^;
17世紀の後半あたりの藍九谷と藍柿とかよくわからないです。
この品の出品者も購入した際かなり詳しそうで信用できるところ方から購入したそうでその際藍九谷と言われたようです。
以前酒田さんがおっしゃっていたように売る際の都合もありそうで曖昧な感じがします。
私としては藍九谷と言われるとすぐ気になって欲しくなります。
言葉に踊らずしっかり品を見て年代を検討しないとと最近思います。(^^)
様式区分に踊らせている感が否めません笑
雰囲気からして享保~宝暦といった感じでしょうか
ウチにも鶴と若松を描いた似たようなタイプの品がありますが
ぽぽさんの品の方が濃みが効いていて魅力があるように思います。
このくらいの時代の口紅のある特徴的なタイプなんですかね??
けっして上手ではないですが、味のある絵付けが好きです。
完品もこのくらいの時代だと比較的手が出しやすい価格なのかなあと思います。
酒田さんのお皿の裏の模様を拝見しましたが、私のものより時代ありそうな感じを受けました(^^)