骨董品収集品の記録

自分の集めたアンティークを載せてます

古伊万里小皿

2024-01-17 12:59:00 | 日記
このお皿も今から約15から20年前社会人なりたての頃、馴染みの店で購入しました。
軍資金に一番余力のあった頃です。笑
3万5000円くらいだったような気がします。
その古道具屋ではこれくらいのものが数点ショーケースに入っていました。結局お店がなくなるまでに半分くらい私が購入したんじゃないかなと思います。
田舎の骨董店ではそれほど品の動きがあった感じではなかったです。ほしいなあと眺めていたものを数年かけ徐々に集めていくのは楽しかったです。理解してくれる人はまわりにほぼいませんでしたが笑


鶯梅文皿※勝手に鶯だとおもっています。
17世紀末くらいだと思います。
口径13.8底径8.6高さ2.5

この縁の文様は他のお皿でも見た気がします。

周りの口紅からも上手のものだと思います。

裏の銘は青です。
たまに青の銘他のお皿でもみますよね。独特な感じが好きです。
一応これは安心できる皿だと思います。。


形は少し変形しています。




先日物置をガサゴソしていたら手がすべってこのお皿を他のお皿の上にガチャンと落としてしまいました。青ざめました。

口紅のあたりというかのみホツが2箇所



側面に小さいニューかひとつ

元々絶対傷はあったはずなんですが、久々に手にとってどこが傷だったか覚えていません。このニューあったっけかなとのみホツは一つだったけかなとか、完品だったっけとか今更何も変わることはないのにその日ずっと落胆しブルーな気持ちでした。
おかげさまで今は立ち直っています。笑

古伊万里小皿

2024-01-13 11:22:17 | 日記
最近は古伊万里に関する図録や本も積極的に取り寄せています。というのも10年前と比べても明らかに本の金額も下がっていて購入しやすいようになったからです。

もちろん人気低迷もあるかとは思いますが、やはりネット社会フリマサイトの台頭など流通の裾野が広がったからではないかとも思います。そうであってほしい笑
いずれにせよ、送料の方高いんじゃない?というような値段で専門書が買えるのはお小遣い制のサラリーマンとしてはありがたいところではあります。

図録を見ていると結構同手の品も見つかったり、なんとなく同じ絵付けの感じとか傾向も感じとれてくるような気になります。
もちろん図録に載ってないものもたくさんあるとは思いますが、、、
何より鑑定眼のない私としては、似たようなものであると少し安心します。


このお皿は約20年くらい前にの行きつけのお店で購入したものです。今はないですが。

当時こんな傷だらけのお皿でも4万前後したと思います。藍九谷で結構珍しい皿だと店主は言っていたような気がします。他のより少し割高だったと思います。今では何分の一でしょうか??笑

いざ手持ちの図録を眺めると確かに表の花唐草はその時代ので良くある絵付けですが、同じような変形のお皿は見つからなかったのでまあまあ珍しいんじゃないのかな?と思っております。


細かいほつだらけで8箇所ぐらいあります。



裏側模様も藍九谷っぽい自由さがあるよな感じます。


高台は少し高さがありました。しっかり傷もあります。
銘なんかがあるとさらに良かったんですが笑

花唐草文花形小皿
口径12.5 底径6.6 高さ2.9
17世紀後半あたりのものではないかと思っております。

余談ですが

このタイプの皿立てって結構値段しますよね。私はお皿を買った時店主がサービスでつけてくれたこれしか持ってないです。
購入しようかとも思いますが、数個買ったら傷ありのお皿買えそうだなと思うと、なかなか手が伸びません。
折たたみのタイプはあるのですが、飾るとしてカッコいいのは写真のタイプかなと。あとはやはり安定感があるなと感じています。←重要
お皿の価値は下がってしまいましたが、皿立ては価値を維持しているのかな??笑





古伊万里小皿

2024-01-10 13:47:00 | 日記
こちらは、初期の柿右衛門手のお皿です。

Dr.Kさんのブログでも紹介されているものと同手です。
私はここ10年くらいは古伊万里の染付で時代のある5寸くらいのお皿を中心コレクションしたいなあとなんとなくヤフオクを眺めていました。ですので色絵はほとんど持っていません。

それがKさんの「私のお宝我が家がらくた」の記事を拝読して色絵いいなあと思ってしまいました。笑
奥さんとのコミカルなやりとりも印象残っているのですが、なによりそこで紹介されている大皿の青と緑のコントラストが美しく伊万里でもこんなお皿があったのかと!とても心にささりました。そしてもう少し遡ったKさんの記事にこのお皿と同手のものが紹介されておりました。そちらの皿も緑と青の色が好きだなあと拝読しておりました。※内容も読み応えありました!


そんな折このお皿もお正月にヤフーのフリマで見つけました。フリマなので定額出品です。
傷ありなので一万ともう少し出せばという金額でしたが最近お金使い過ぎていてるので、すごく迷っていました。

しかしながら、この時代の色絵なんて私が収集を始めた20年ほど前なんて高嶺の花で本で眺めているだけのものでした。
一日おいて温泉に入ったり冷静に考えましたが、このものがこれくらいの金額であればという思いが勝ち、あえなくポチっとしてしまいました。



黒い輪郭がされて青と緑で絵付けされています。個人的には皿の縁の赤い線はない方好きなんですが、、、
そして私のお皿の鳥は体型がずんぐりしていて、うずらみたいに見えます。笑

表面も擦れて色も剥がれたり、全体に甘手で色も白よりはクリーム色になってしまっています。この辺はお値段相応ということで。。。

漂白は出品者さんがしてくらたとのことでした。

傷だらけです。
手で触ると高台の切断面がするどいです。これは意外でした。





伊万里柿右衛門様式
色絵花鳥文芙蓉手小皿
口径14.3底径9.0高さ3.4
17世紀江戸前期のものかと思います。

Kさん大皿とは比べものにはなりませんが、青と緑のコントラストだけでも楽しめそうです。

最近諸先輩方のブログを拝読してあらためて古伊万里収集の楽しさや古道具収集の楽しさを感じております。
ありがとうございます(^^)

古伊万里中皿

2024-01-07 10:29:00 | 日記
このお皿もつい最近購入しました。ヤフオクです。
見た瞬間好きな皿だったのでウォッチリストに入れました。個人的には山水とかより動物や花の絵画っぽい図柄が好きでして。

ただ金額が予算より高めで迷っていました。
その後裏の銘もいいなあと柴田コレクションを眺めていたら同じものが載っていたのでこの品は大丈夫だろうと思いポチっとしてしまった次第です。




口径21.4高さ2.8底径13.8
染付 松鹿 牡丹唐草文 輪花皿 
1660から70年代の記載です。

1660年代後半から1670年代になると外側面を一周する唐草文の茎を細い1本線で描いたものが多くなるって巻末のページに記載ありました。裏側重要なのかあ。と図以外のところも読みました。笑

残念ながらソゲがあります。

箱が付いてきたのですが、スライド式のだった為最初開け方が分からず手こずりました笑

細かい所は多少違います。
この図録を手本に描きました。っていうのはやめてほしいところです。
見た感じは多分大丈夫だと思うのですが、、、

休みが多いと時間があまり、趣味の時間が増えます。心は満たされる気がしますが、軍資金が大分減ってしまいました。
そして、最近ちょこちょこものが届くのでカミさんの目が気になります。
聞かれてもいないのにこのお皿はどうたらこうたらと説明してしまいます。
なんとなく言い訳している犯罪者の気分です笑


古伊万里大皿

2024-01-04 23:33:00 | 日記
本日到着した大皿です。
ここ数年とヤフオクでの購入ばっかりだったのですがついに某フリマサイトにて購入致しました。メルカリですが笑
というのもクレカをつくると割引クーポン5000円相当ついたりと貧乏サラリーマンにはありがたい特典があったので試しに覗いてみました。やはりヤフオクには敵いませんが探せば面白そうな物もポツポツと見つけられました。
このクーポンにも期限があり使わなくては損ということと
※実に良くない買い方だと我ながら思います笑
前回の大皿のリベンジではないですが、実際に鑑賞以外でお皿を使うことは無かったので一度使ってみたいとの思いもありました。
そんな折このお皿を見つけた次第です。


※最近N島先生の本もヤフオクで買って拝読中です。



口径37.0底径22.5高さ6.0重さ1.9キロ
菱七宝文にたこ唐草文見込みには梅の絵です。無傷だと思います。







光にあてながら見るとスレ等はわざとらしくない程度にあり、たこ唐草は手持ちのそばちょこと比較したり書籍を見る限り寛保あたり以降1750から1790年くらいのものに見えます。たこ唐草呉須は濃くそれ以外は淡く上手にあるような色あいにみえます。たこ唐草だけ後から別で描いているとするとしっくりきました。






裏には目跡が3つ少し中心からずれていますがまあ許容範囲かなと。触ってみて他の皿とも特に代わりないです。高台も台形でなく丸みがあり裏側は他の同じくらいの皿と比べても中期くらいの雰囲気あるように見えます。
重さもそんなに重くなく大皿ですが中皿の延長のようなイメージをうけました。
ただし歪みはほとんどないように見えます。

以上のことから私の当てにならない眼で見る限り中期から後期初めあたりの見えてしまいます。
出品者様もこの物に関しては江戸期を記載いれてました。※疑ってすみません。
見るほどに古伊万里だよなあと思うんですが現代の技術ではこういうのも作れてしまうんですかね?
すごく良くできているんですよね。
大皿と言えば天保期あたりのイメージですがこのお皿は天保あたりのイメージではありません。うーんどうなんでしょう。
こちらも忌憚のないご意見お待ちしております。現在専用箱製作か食器棚行きを迷っております。
最近光かなんかあてて年代測定できる機械でもできないかなと思ってしまいます笑




因みに目的は達成しました!
※自分で握りました
半額のマグロも少し美味しそうに見える気がします。