自由人?

自分なりの自由な生き方を模索できているだろうか?

車社会の掟?常識?

2007年04月27日 | ひとり言
今や一家に1台は当たり前、2台、3台持ってる人もざらにいる時代になった。
道路も整備が進み、走り易くなったのは有難いが、
最近頓に違和感を覚えることが多い。

小生も時々車は運転もするが、最近は足腰の衰えを加速させないよう
出来るだけ歩くようにしている。
一昨年までは自宅から最寄駅までバスに乗っていたが、現在はほとんど歩いている。
片道16,7分の道のりだが、アップダウンがきつくそこそこの運動にもなるので
結構楽しんでいる。

歩き始めて気付いた事だが、近くに結構いろんな野花や、樹木があったり、
鳥の囀りを聞いたり、思わぬ発見をしたりしている。

この通勤途上で、2度程道路を横断する箇所がある。
車が比較的少なく、信号機の無い横断歩道を渡るわけである。
いつもはあまり車も見かけない道路らしいが、
朝夕の時間帯は結構多い。

実はこの横断歩道でささやかな勝負が始まる。
小生、もしくはその他の人と車の勝負だ。

車のスピードとこちらの速度の見合いで、
横断歩道をどちらが先に渡るかが決まる。
その一瞬の判断で勝負が決まる。

最近は横断歩道があってもほとんどの車が徐行などしない。
人がいれば、さすがに止まったり、徐行したりする車もあるが、
ほとんどの車はスピードを落としもしないで、走り去ってゆく。

もはや横断歩道と言えども人様優先では無いらしい。
挙句の果て、人間の方が車の通り過ぎるのを見届けて渡ることが、
常識であるかのように定着してきている。

この間違いを正す意味で、運転者に気付かせるために
小生は、車より若干先んじて横断歩道に差し掛かった時には、
時々、堂々と先に渡り始めることがある。

勿論車のスピードや、間合いを見ながら安全には留意しているが、
一寸した緊張がある。
運転者も一寸驚いた様子でスピードを落とすが、申し訳無さそうな表情を見ると
我が意を得たりと納得している。
我が家の奥方には、危ないからおよしなさい と叱られるが、
どうにも我慢がならず、ついつい行動してしまう。

車が連続して来る時など、親子ずれや老人が、
車が走り終わるのをじっと待ち続けている姿を見ていると
なんとも腹立たしい限りだ。

機械が人間よりも優先されるなんて世も末では無いか!

そこで一句 「車かい?横断歩道の優先は」




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