自由人?

自分なりの自由な生き方を模索できているだろうか?

驚き、怒り、あきれ果て そして…

2007年06月26日 | ひとり言
いやはや、ミートホープには呆れて物が言えない。
マスコミ報道によれば、なんと13項目の違反行為が行われていたとか。
しかも20年も前から継続的に行われていたとは、開いた口がふさがらない。

雪印や、不二家の不祥事がつい最近収まったばかりというのに、またまた
悪質極まりない事件が発覚した。

実は小生は以前から、生鮮食料品は売れ残ったらどう処分しているのか、
と疑問に思っていた。
ある食料関係者に聞くと、ぎりぎりの段階で値下げ販売し、残ったものは
廃棄処分するとのことであったが、販売数量の見極めが困難で無駄も多い
と聞いている。
加工食品も同様なのか知る由もないが、その程度と悪質さにおいて
ともかく前代未聞の出来事と言えるのではないか。
社長自ら率先してとは言語に絶する行いである。

これほど悪質では無いにしろ、少しでも不正を行っている企業があったら、
息を潜めて経緯を見守るのではなく、今こそ、正直に告白、謝罪し
明確な形で改善を図ってほしい。
願わくはこれっきりであってほしい。

このこと自体は許されることではないが、もう一つ許しがたいのは
管轄の農水省の対応である。
2年も前に告発がありながら、手をつけず放置した責任は重い。
速やかに対応するよう号令を発したそうだが、そもそも指令や号令を
かけなければ取り組めないことでは断じて無い!
役所の体質そのものが、極めていい加減な無責任なものに成り下がっていると
受け止められても致し方あるまい。

年金問題といい、今回の問題といい、行政や国の組織や人身が病み、腐敗し、
無責任が横行する社会現象は、体制が崩れる末期の症状に近い。

この醜さの上に「美しい国」があるだろうか?
滅び行く国をこれから担っていく若者や、子供たちの将来は決して明るいもの
にはなりそうもない。
真に改革の高い「志」をもった人々の出現を期待してやまない。




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