でも生きろ！

最近硫化水素自殺が多いらしい。

また死にたいけど自殺するのは
「痛い」とか「苦しい」「怖い」から
殺人を犯して死刑を希望するという輩がやたらと増えている。

どこかおかしい…
死にたい本人達か、社会なのか…

一方文部科学省は学習指導要領で
【生きる力】を育むという理念をかかげ、
教育現場での浸透を図るための指導に乗り出している。

先般、朝日新聞の読者投稿欄に笑うに笑えない記事が載っていた。

某中学校のあるクラスで先生が、
かの【生きる力】（文科省作成パンフと思われる）という
資料を配って説明を始めようとした。

一番後ろの男子生徒が、挙手をした。
「はい！先生！」

先生：
「○○君！これから説明をしますから、
　質問はそれからにして下さい。」

生徒：
「はい！先生！でも僕には生きる力がありません！」

＜＜以下小生の想像＞＞

一瞬の静寂…

そして笑いが弾けた。

苦笑いする教師の何ともいえない顔つきが浮かんできそうだ。

（意味不明な人…はいないと思うが…のために
　○○君にはコピーされた資料が無かっただけのこと）


いきなり冒頭の自殺願望に戻るが、

ともかく苦しくても生きろ！と言いたい。

言い古された慣用句にもあるじゃないか！
「死んで花実が咲くものか！」

　　　　　　　　はなさか爺より