ミカエリソウが咲いていると聞いたので、早速矢岳登山を計画する。朝起きて弁当を準備していると雨が降っている。インターネットで確認すると9時頃からは晴れとのこと。8時前になると晴れ間が出てきたので出発する。
皇子原公園は彼岸花祭りで賑わっている。皇子原公園を過ぎ登山口へ車を走らすと、マイクロバスが2台先行する。団体登山御一行だ。40人くらいだろうか。のろのろとマイクロバスの後ろを走り9時、登山口着。運転手に聞くと矢岳に登り高千穂河原に下山するとのこと。下山が登山口で同じでなく一安心。
準備を素早くすませ、登山開始。団体御一行様より先にスタートできてまずは一安心。花の撮影は下山時にすることにし、山頂を目指す。久しぶりの矢岳だ。集中豪雨の影響だろうか登山道が荒れている、矢岳登山道一番の難所である、ほぼ直滑降の登山道を慎重に下り、高崎川源流の沢を越え岩場を登る。レットは下りが苦手だ。時々抱っこして歩く。
難所を過ぎると雑木林の急な直登が続く、ゆっくり「フーフー」言いながら登る。雑木林を過ぎ視界が開け、ミカエリソウの花畑の中を歩く予定であったが、花は咲いてない、蕾だ、早すぎたようである。山頂に近づくにつれ花がポツポツ咲いている。満開は27日頃かと思いながら登る。1時間で山頂に着いた。
山頂で汗を拭き、気持ちいい風に吹かれていると、東の峰から登山者が登ってきたので「ミカエリソウは咲いていますか」と聞いたところ、「満開です」との答えだったので、早速、東の峰に向かう。
東の峰一面にミカエリソウが咲いていた。
レットさんと、ミカエリソウをモデルに、シャッターをきる。満開ではないが満足できる花風景であった。
山頂で団体御一行様が高千穂河原に向けて出発したので、涼しい風に吹かれながら山頂での昼食となった。昼食をしていると沢山の登山者が次から次に登ってくる。
当然レットに注目が集まる。「可愛い、おりこう、おとなしい」の褒め言葉だ。レットは鼻高々だ。ちゃっかり登山者に抱かれ写真撮影のモデルとして収まっている。12時45分、ミカエリソウを撮影しながら下山開始。
登りで落としたリードを探しながら下山していると、犬同伴の登山者がいたので、「リードを落としてつないでいません。すいません」 「ピンクのリードですね」「はい」「坂道を登った分岐点の土手の上に置いてあったですよ」「そうですか、ありがとうございました」引き返し、見つけるが見つからない。
後続の登山者と会ったので、事情を話したところ気付かなかったとのこと。諦め別れを告げ下山を開始する。すると大きな声で呼ぶ声がする。「あったですよ」と走って追いかけてきた。「これですか」 「はいそうです」「左側の土手の上にあったですよ」「そうですか、ありがとうございました」皆さん本当にありがとうございました。感謝しています。登山者の優しさに触れ気持ち良い登山ができました。
帰りに温泉に入って帰る予定であったが、「彼岸花祭り」で温泉駐車場は満杯だ。あきらめて我が家の温泉となった。帰着14時50分
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