温故知新 by メゾンゴルフ

ゴルフクラブの歴史と伝統 そして現代技術の融合により
摩訶不思議なゴルフクラブが出来上がりました(^^)v

重さの変化を感じ取りましょう その2

2015-05-16 01:35:13 | G-スイング

 


ゴルフクラブの重い位置と軽い位置、それぞれ確認できた思います。
ん?!できない?!?!
どんだけ軽い、そして硬いシャフトなんでしょうね…
その点はメゾンクラブオーナーの方は心配ないかと思いますので、そこからさらに情報収集に努めてみましょう(^^)v


非対称な形状のヘッドの端にシャフトは装着されている

P1080163.jpg 
Hand made Japan ソフトブラック仕上げ




この絶対条件の元、スイングは成り立っています。
その条件下で生む機能のひとつにセンサーへの変化を生む、というのがありますので試してみましょう。

そうですね
ヘッドのトゥ側を時計の針の先端だとして、12時3時6時9時
この4箇所で何時のときにどう違ってくるか。
それぞれ重さを感じて比較してみましょう。

スナップショット 5 (2015-02-10 21-58) 

スナップショット 6 (2015-02-10 21-58)  

スナップショット 7 (2015-02-10 21-58)

スナップショット 8 (2015-02-10 21-58)  

これを言葉にしろと言われても…ですね。
確かに計算すれば数値として出るでしょう。
モーメントが掛かるか掛からないか、ということですけども、スイング中に計算するわけにもいきませんので、ここはやはりセンサーに頼るほうが得策だと思います。

前回のクラブ全体での重い姿勢と軽い姿勢
そして今回の先端(ヘッド)の重い姿勢と軽い姿勢


これでスイング中クラブ・ヘッドの位置と姿勢がわかる!
という事になります(^^)v



重さの変化と言われても、どうにもわかりづらい…

そういうときは、この場合の重量変化に対する手立て、情報が他にもあります。
それはその手の中にあるグリップです。
ゴルフグリップにはバックラインというものが存在します。



グリップは(タイプにもよりますが)完全な円形ではなく、棒状に突起している部分があります。
先の例で言うと、6時の方向ですね。
それをより所に俗に言うフェイスの向きを確認することが可能です。

グリップは指側で…
そう言われる理由のひとつは、センサーは指先の方が敏感に働くからです。
これはアドレスした状態から感じ取れる情報ですので、コチラの方がわかりやすいかもしれません。

お試しください(^^♪

P1080409.jpg 

ちなみにそのバックラインはこんな構造になっています。
これはグリップ内部の画像ですが、盛り上がっている部分が見て取れると思います。
シャフトは円形です。
その円にこの部分が押された形で、表面に突起物たるバックラインができ上がります。


重さの変化を感じ取りましょう

2015-05-14 01:25:28 | G-スイング

Hand made Japan ブレードアイアン

 

重さの変化を感じ取りましょう


うん!!重っ!!

あれ?!軽…

スイングが始動して俗に言うトップの位置までのスイングを表現してみました(笑)


ゴルフクラブはヘッド、シャフト、グリップ、大きくはこの3つで出来ている道具です。

特徴としては、ヘッド重心点がシャフト軸線上に存在していない、いわゆるL字型になっていること。
それとその3パーツの重量を比較すると、ヘッド重量が群を抜いて重くできているということです。

その長さ(シャフト)を持つ道具の最も遠い位置にヘッドを配置し、そのヘッドは前後・左右・上下非対称な形状をしています。
繰り返しになりますが、その非対称な形状のヘッドの端にシャフトは装着されています。

 

 

ゴルフクラブの総重量は変化しませんが、人間側がクラブの端を持っている以上、

長さという重さを考えなければなりません。

事実重力方向に対してクラブが長い位置、地面と平行になったときが重く感じるでしょう?
で、今度はクラブが垂直になった場合と比較してみて下さい。

この重い位置と軽い位置、そのそれぞれがスイング中どこできているか、確認しながら(情報を受け取りながら)スイングを進めましょう。

それぞれのクラブ扱いによって、その位置は違ってくるかとは思いますが、概ねグリップが腰の位置ぐらいで最も重く、肩の位置ぐらいで軽く感じるのではないでしょうか。

センサーで重さの確認
目で見て位置の確認

そうこうしているとスイングの型と形の違い?
見えないものが見えてくる?!
なんて脳内イメージも膨らんでくるのではないでしょうか(^^)v

 


シャットフェイス?!

2015-05-12 00:49:05 | G-スイング

シャットフェイス?!

スイング始動時、初期段階に起こしてほしくないエラーのひとつに、「ヘッドを開く」というのがあります。
これをやってしまうと、以降のスイングが非常に複雑になるばかりか、ゴルフクラブとしての機能も台無しにしてしまいますので、一度確認してみて下さい。

P1080151.jpg 

これは私の目線から撮影したものですが、スイング始動時の2パターンをとってみました。
ちなみに白いテープは飛球線ラインを後方にのばしてみたものですので、何かの基準として参考にしてみてください。

P1080152.jpg 

この話になると、必ずと言っていいほど出てくるのが「シャット」という単語です。
そしてその対義語として使われているのが「オープン」というものなんですが、この2枚の画像でいうと、これらはどちらに属するのでしょうか?

また、ご自身のスイングにあてはめてみた場合、どちらに属するでしょうか?

シャットでもオープンでもない、俗に言う「スクエア」なのだとしたら、それはどのうように視界に映っているでしょうか?


スイングが始まってしまうとヘッドを振ることで頭がいっぱい?なのかもしれませんが、アドレス時にどのように構えていたか、どのようなクラブ姿勢だったか、そんな事は消え去ってしまっているというのがほとんどのパターンです。

それも心理としてわからなくはないですが、そこは急がば回れ。
この準備段階を丁寧に整理して理解していくことが、その先にあるスイングを容易にすることができると思います。

ですので、まずは「開かない」

そこから始めてみましょう(^^)/


ゴルフクラブに目を向けた

2015-05-10 14:08:11 | G-スイング

 

わたしの体

身長は低いです
ですので、デカい方を見るとうらやましく思います

体重も若干?中年太りではありますが、そう重くもありません
ですので、体重100kg!!なんてのを聞くとこれまたうらやましく思います

さらに脚の長さ
この低重心はゴルフには有利か?
とも思いますが(笑)
やはり長くてスラッとしたか方を見るとあごがれます

 

 

そして年齢
20台のみなぎるパワー
スピードを目の当たりにすると、これまたいいなぁとも思います

しかし…
(体重増加は可能性があるとしても)
その他は無い物ねだり

どんなに願ったところで
大金を積んだところで
血のにじむような努力をしたところで
今、手に入るものではありません

 

 

さてどうしたものか…

わたしに無いものを持ってる人と
同じ事やってちゃ未来はないな…

ということで
わたしは

「ゴルフクラブに目を向けた」

ただそれだけです

そしたらナゼか
いろんなものが見えてきました(^^)

 


ミステリー Proto453(^^)v

2015-05-08 01:04:34 | G-スイング

 

ミステリー Proto453

自信を持ってお送りできるヘッドです!!
ココである調整を施せば…の話ですが(笑)

メゾンゴルフのヘッド増量加工後の試打テスト
ミート率は勿論、ナゼか?
今回はスピードまで上がりました!!

改めて重量級ヘッドを試打してみて

「クラブを振る」必要は全くない

逆に頑張らない方がクラブがガンバってくれる♡
ということを再確認させて頂きました(^^♪


オーナーさまからも続々と嬉しい報告が届いております!

この即戦力ドライバー!!
興味がある方はいつでもお気軽にご連絡ください(^^)

 

メゾンゴルフ
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ニュークラブレポート頂きました(^^♪

2015-05-06 01:01:36 | G-スイング

 

ニュークラブレポート


本日よく行くコースでニュークラブを実戦投入しました。
何度もプレーしているので距離は把握しています。

ドライバー 飛びました! 

明らかに飛びました!!

 

FW チョロは一度もありませんでした。

これも大収穫。

アイアンの今回のテーマの一つが180Yのパー3を4Iで届かせる、でしたが、グリーン横でしたが、距離はなんとか行きました。

6Iで160Yパー3乗せました。

パー5のサードショット140 8Iでナイスパーでした。

 


中でも特筆すべきはP/S

ロフトの立った低いアプローチ、

アッ強い!

カップの脇でぬめぬめ、にゅるって感じ止まる。

ピッではなくて、にゅるって感じでとまる。

妙な感じです!

Hand made Japan グースネックウェッジ(^^)/

 

 

 


1948年生まれ 男性  年齢 満67歳
身長 167センチ  体重  66キロ
ゴルフ以外の運動 犬の散歩で歩く以外ほとんどなし

飛距離…

失いかけていたものを取り戻しました。

よく入るバンカーを越えました。

ひどいミスショットを2度やりましたが、それを忘れさせる喜びを得ました。

 


ここにきて、私のゴルフの復活がみえてきた!!



工房作業 その2

2015-05-04 00:02:19 | G-スイング

 

シャフトの測定です

まずは重量
シャフト単体での重量を計測します

そして基準ヘッドで振動数を計測

トルクの計測も忘れずに!

最後にセンターフレックスを360度計測し、挿入する方向を決めます(^^♪

 

 

今計測しているシャフトはウチのオリジナルシャフトです

その振動数からは想像もつかないような強さと粘りを持ったシャフトなんですけど、その人専用セッティングにするためには結構な数の中から1本を選び出さなくてはなりません

そのための計測なんですけども、これは製作ごとにやるというよりは、お店に届いた時点ですべて計測しておくもので、そこである程度の分類をしておき、使用者の方の希望・要望に合わせて選択していきます(^^)v

 

 

 

同じシャフトのはずなのに…なんか違うの?


って思うかもしれませんので説明しておきます

シャフトは10本あれば半分は異なる
そういうものです

シャフトは芯金に薄いカーボンシートをくるくると巻いていくんですけども(これをシートワインディング工法と言います)どうしたって誤差は出ます
この誤差と言うと聞こえが悪いかもしれませんが、それを逆手に取ることでそれぞれにお渡しできる幅が広がるんですね♬
(その中にはとんでもない逸品がまざっていたりすることもありまして…)

 

この作業自体は、なんか地味~な感じがしますけど実際そのとおりでね(笑)

夜な夜なやってる作業なんですけども、
あぁこの数値だとこの要望に合うなぁとか
これ…ちょっとヤバいけどあの人ならおもしろいことになるんじゃないか?
なんて妄想を膨らませることで地味な作業を楽しくさせてもらっています♪

ま、そんな地味に思える作業があってこそゴルフクラブが出来るわけです(^^)

 


工房作業

2015-05-02 00:33:42 | G-スイング

 

リシャフト
メゾンゴルフが行っている、その手順についてご説明させていただきます(^^)

リシャフト
文字どうり re-shaft ですからシャフトを交換するということで、それによってよりよい結果になるよう、またはその変化を楽しめるよう期待して行うものです。

毎年各メーカーから新製品?が発表されています。
ゴルフの場合は特に道具好きな方が多く、クラブを変更するのはゴルフの楽しみとなっています。
ですが、ひとつ現状として踏まえておいてもらいたいことがあります。


例えばオークション
そのオークション内にはシャフトがそれこそ山のように転がっていて、最新シャフトの中古が何不自由なく手に入るというのが現状です。
これが今のあたり前なのか、それとも便利?ととるのかどうかはわかりませんが、それらは一度はクラブとして組まれたものです。
それが一体どんなリシャフトをしてこうなってしまっているのでしょうか?

もしそのリシャフトがよかったなら、またわざわざ抜いて売るなんてことは無いでしょうし…
もうそのシャフトは十分楽しんだから売れるなら売っておこうかというのであれば、出回るにはちょっと時間が短すぎますし…
この最新中古シャフトの出回りようはどう解釈すればいいのでしょうか?

 


前置きが長くなりました。
申し訳ありません。
ではリシャフトの流れを説明いたします。

1.まずはクラブを一通り測定

2.今度新しく装着するシャフトを測定

3.元のクラブからヘッド(シャフト)を抜く

4.ヘッドと新しいシャフトを仮組みして測定
 (シャフトの長さや方向を組み替えながら測定を繰り返す)
 (バランスを計測しながら 必要であればヘッド重量調整を行う)
 (その間 常に振動数を計測しながら進める)

5.シャフトに若干余裕を持った長さで最終計測

6.ヘッドとシャフトを接着

7.再度計測し 目標数値になっているかどうか確認

8.そして最終シャフトカット

9.グリップ装着

10.ソケット仕上げ

11.仕上がり状態で最終計測

ざっとこんな感じで進みます。
で、その過程はすべて記録し、こちらで保管しています。

 

 

 

まぁ結構な過程というか作業量です。
ちなみに…ですが
リシャフトと呼べるのかどうかは分かりませんが、抜粋して作業をしてもシャフトは入れ替わります。

3.元のクラブからヘッド(シャフト)を抜く

5.そしてシャフトカット

6.ヘッドとシャフトを接着

9.グリップ装着

10.ソケット仕上げ

これですと工程は半分以下
作業量としては実に2割程度の労力で済みます。
それでも見た目には新しいシャフトが装着されていますから、同じものとしての判断になってしまうかもしれません。
見た目同じで これで満足!!
これでリシャフト効果が発揮できるのであれば、それはコチラも大喜びです。

だって簡単この上ないですから。
何も考えなくて済みますしね。
その代わりと言ってはなんですが、単価というか工賃はかなり安いかとは思います。

どういうゴルフクラブを持つかはお客様次第ですが、せっかくの安くはないシャフトを装着するのですから…

 


ありがとうございます(^^♪

2015-04-29 00:02:34 | G-スイング

 

世界にただひとつのフルオーダーメイド

あれこれ 素晴らしいところだらけで
書ききれないのですが
いちばん書きたいのは

弾道が、、、、

美しい‼

これに尽きる‼


なんというか ボールがフェースから離れたがらないというか
ベターっと した 手応えが来て
僕が 寄りきり終わるまで待ってくれてる
感じなんです。

そこまで待ってくれた後の
ラインが また、、
誤解を怖れずに
言わせてもらうならば
現代のナチュラリスト ブレッドカプルスが
乗り移ったような  押し勘が 余韻が
あるんです。
今の流行りの高い打ち出しロースピンなどの
陳腐な弾道じゃない
そりゃあ美しい弾道です。

 
ベターっと超重量なメゾンメイドクラブが
ボールを押しまくり しなりを溜め込んだ
メゾンメイドシャフトが受け止め
僕の寄りきるまで 待ってくれてる。
僕のなかで この一連の 時間
一瞬の間違いを 修正出来る 間になっております。
あるでしょ⁉
アッちゅうやつが。

そのベターっとした
粘っこいインパクトから 放たれる
弾道がこれまた美しい‼
美しすぎる‼
ギュギュギューンとネットへ突き刺さっていきます!!

フェースから離れたがらないボールが
着弾するまで僕は超うっとりしてますから(笑)

メゾンさんいわく
まだプロローグだよ!
                            
なんと‼

ちゅうことはまだまだ
超うっとりが、、、
僕の知らないうっとりが待ってると。

恐るべしメゾンワールド(笑)

 


クラブバランス その2

2015-04-27 00:34:11 | G-スイング

 

クラブバランス その2


バランスはヘッド重量とグリップ重量、そしてシャフト自体の重量とその配分を含めた長さの関係です。

ということで、今度は長さで実験してみましょう。

 

46インチで仮組みした場合
バランス値はD3.4を示しています。

これを0.5インチ短くしてみて再度計測してみますと
今度はD1.2となりました。

 

これは前回のように鉛による重量調整はせず、単に長さだけを短くしたもので、この長さでもバランス値は変化します。
長くすればバランス値は大きく、逆に短くすれば小さくなります。

一般には、45インチで仕上げるでしょうから、さらにこのバランス値は小さくなります。

ですので、このクラブの場合
さしたる意味も無く長さを合わし、シャフト先端に鉛をつめてバランス調整?されていくのでしょう。

で…なんだか違う、合わない
それだけで終わってしまう悲しい結末になると思います。

(ヘッド、シャフト、それぞれ効果が引き出せる重量、長さというものがありますから)

 




この秤はクラブを作る側には非常に有効なありがたいものですが
D1とかC8だとかいう記号が先走ってはいけません。

もし扱いやすいと感じたクラブがD1であればそれでいいのですが
例えそれがDだろうがEだろうが、構いません。

使用者の方がいいなぁと思えるポイントを表してくれるのがバランス記号であり
それが作り手のための指標となってくれます(^^♪


繰り返しになりますが、この記号ありきになってしまうと、ホントのところを見逃してしまうばかりか
シャフトの動きを発揮できないことにもなりかねませんので、ご注意ください。