誠のまこと 

~小さな建築屋さんの出来事~

水圧計

2015-02-09 19:29:29 | 設計業務

こんばんは、逢坂です。

建築の仕事をして22年。

それでも「初めて」立ち会うものもあるんですね。

 

↓ これ、何だかわかりますか?。(って、タイトルがね・・・)

正式名称までは調べせんでしたが、「水圧計」です。

給水管にどのくらいの圧力があるのか調べる機械です。

 

まだもうちょっと公表は避けますが、大きな施設の建築計画をしております。

特殊建築物かつ面積の規定もあり、「スプリンクラー」(消火設備)を設置しなくてはならないのですが、規定の放水量が確保できるかの事前検査です。

スプリンクラーの放水口(ヘッド)には「0.1MPa」(メガパスカル)以上の圧力が必要です。

「MPa」とか言っても想像つきませんよね。。。

具体的には「1分間に30ℓ」の放水量だそうです。(違ったらゴメン)

引き込んである給水管に、これ以上の放水能力が無ければ、「加圧ポンプ設備」の設置が必要になります。

これだけで数百万も違ってきますのでね(汗)。

24時間測定するわけですが、見てみると大体「0.5MPa」もありました。

余計な設備を設置しなくて済みそうです。

水圧が強いって、なんだか得した感じですね。