長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、秋めいた風景になり始めています

　長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、コスモスの花が咲き、秋らしい様子になっています。

　標高が1200メートルから1100メートルと高いために、秋の訪れが早くなります。

　午前8時ごろの佐久荒船高原の南にそびえている荒船山（標高1423メートル）です。まだ太陽は東南方向にあり、艫岩（ともいわ）には太陽光が当たっていません。



　佐久荒船高原の中心部にある“コスモスの丘”は、コスモスが育って緑の草原になっています。



　“コスモスの丘”では、コスモスの花が咲いています。







　“コスモスの丘”の周辺の森影では、フシグロセンノウの花が咲いています。



　今年は7月の長く寒かった梅雨の影響らしく、フシグロセンノウのオレンジ色の花は探さないと見つからないほど、少ないです。



　同様に、キツリフネの花も群生している個所が少ないです。



　キバナアキギリの花も咲いています。



　大きなクリの木が実を付けて、イガ付きの緑色の実を落とし始めています。

　午後1時過ぎの荒船山です。荒船山の艫岩には太陽光が当たっている時間帯ですが、曇天の曇り空のために、艫岩はあまりよく見えていません。







　荒船山に登山する方々がいるようで、登山口に向かう山道から車がいくらか出てきます。

　荒船山の登山道が昨年の台風19号でどの程度の被害を受け、その被害がどこまで直っているかは不明です。

　佐久荒船高原から佐久市の市街地に向かう山道は、昨年の台風19号によって大きな損傷がでたのは3カ所ですが、まだ応急処置のままです。ときどき、少し直す程度です。