ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、シカがエサを求めてさまよっています

2020-11-04 00:00:05 | 佐久荒船高原
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、11月に入り、木々が紅葉し、葉を落とし始め、秋めいた風景になっています。

 標高が1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原の中心にある“コスモスの丘”は枯野風景です。秋真っ最中の景色です。



 午前8時半ごろの、荒船山です。



 佐久荒船高原の真南にそびえている荒船山の艫岩(ともいわ)は朝日が背後から当たっています。

 森の木々は紅葉しています。赤色や黄色に紅葉しています。





 レンゲツツジの葉も色づいています。



 森の奥には、子ジカが2頭いて、エサを探しています。

 朝の陽ざしが明るい背景の前にある森影の中で、地面に落ちている木の実や山野草などを食べている様子です。



 この2頭の子ジカは今年生まれたものか、生まれて2年目ぐらいの若いシカです。





 寒くてエサが無くなる冬に向かって、エサを食べて体力をつけることに夢中なようです。







 佐久荒船高原は禁猟区なので、秋が深まると周囲の休猟区からシカが集まってきます。

 冬季には、200頭から300頭のシカが佐久荒船高原内に集まるそうです。積雪した高原に集まります。

 11月に入った佐久荒船高原では和歌の「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき」の世界に入ります。

 昔、「古今集」に収録された猿丸太夫の和歌が描く秋の世界になります。

 佐久荒船高原では夜中には、シカが鳴く甲高い声が聞こえる秋になります。

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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
佐久荒船高原 (桃太郎)
2020-11-04 05:45:24
秋が深まる佐久荒船高原では、シカが食べ物を探して歩き回っているのですね。
このシカの眼は可愛いです。お尻も白い斑紋が可愛いです。
紅葉が進む森の奥で、シカが動き回っています。
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佐久荒船高原の鹿 (イケリン)
2020-11-04 06:17:54
ヒトリシズカさん
佐久荒船高原では、鹿は頻繁に見られる動物なのですね。
自然の豊かさを感じます。
鹿もどこが安全なのかを知っているようです。
これだけの数が集まると樹木や農作物の被害も相当なものなのでしょうね。
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桃太郎さま (ヒトリシズカ)
2020-11-04 06:38:29
桃太郎さま

コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、11月に入り、木々が紅葉し始めた森の奥では、シカたちがエサを探して歩き回っています。

厳しい冬を過ごす準備のためです。
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イケリン様 (ヒトリシズカ)
2020-11-04 06:42:16
イケリン様

コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、11月に入り、木々が紅葉し始めた森の奥では、シカたちがエサを探して歩き回っています。

佐久荒船高原の中には、畑はほとんどないのです。また11月過ぎは冷え込み、野菜は育ちません。

下側の里山地区にある水田やソバ畑は電気が流れる柵をして、作物を守っています。

これからはどんどん冷え込みます。
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Unknown (kazuyoo60)
2020-11-04 06:52:50
鹿には厳しい季節ですね。沢山脂肪を蓄えておかないと冬越し出来ない個体もでしょう。今年は夏にもそして先日も、奈良公園から我が家近くまでやってきました。僅かな草を求めてです。観光客が減って、鹿せんべいをもらえなくなっています。小さい頃は我が家付近で見るのはザラでした。今ほど車は無かった時です。
牡鹿の気性が激しくなる時です。お気をつけていただきますように。
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おはようございます。 (ベル)
2020-11-04 06:58:57
遅れてた紅葉も一気に赤くなって秋本番ですね
鹿も冬準備真っ最中
木の実のある今のうちに食べれるだけ食べとかないといけない時期ですね
鹿って気が付くと暫くじっと見つめて動きを確認しますね 
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kazuyoo60さま (ヒトリシズカ)
2020-11-04 07:13:01
kazuyoo60さま

コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、11月に入り、木々が紅葉し始めた森の奥では、シカたちがエサを探して歩き回っています。

今はクリなどの木の実が地面に落ちているため、シカたちはこれを食べているようです。

11月下旬からは厳しい寒さになり、若いシカにとっては試練の冬の始まりです。
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ベル様 (ヒトリシズカ)
2020-11-04 07:15:30
ベル様

コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、11月に入り、木々が紅葉し始めた森の奥では、シカたちがエサを探して歩き回っています。

ご指摘の通りに、シカは少し逃げてからいくらか離れた場所から、こちらを見つめます。何を見極めているのか不思議な行動です。
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おはようございます (hirugao)
2020-11-04 07:25:33
いつもコメントありがとうございます

鹿の鳴く声なんてとても寂し気に思われます。
今日これから出かけます。
少し寒くなっています
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hirugaoさま (ヒトリシズカ)
2020-11-04 07:43:17
hirugaoさま

コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。

お出かけ前の忙しい時に、コメントをいただき、恐縮です。

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、11月に入り、木々が紅葉し始めた森の奥では、シカたちがエサを探して歩き回っています。

真っ暗な夜中にシカが鳴くと秋のわびしさを感じます。
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