男女4人で工事中の道路の海岸沿いをドライブしていた。
完成まで、まだまだだが未開通の道路を興味で走る
山を削って作っている道だ、でこぼこ道の片側は切り立った崖
車は屋根の無いジープ
振動が心地良い
夜中のドライブ、未開通だが、しっかり国道には繋がっていた
切り立った崖をスリル満点の走行
対向車などあるはずも無い
ジープのライトを頼りに道を走っていた
『凄いね、タヌキとか狐なんかも見れたりして』
『おい、対向車なんか、こないし、もっとスピード出せよ』
無鉄砲にジグザグで、でこぼこ道路を走っていた
シートベルトなどしていない
急なカーブもある、未完成な為に標識さえない
あるのは所々の電柱だ
悲劇は起きた
崖下には落ちなかったが山肌の側面に激突
4人はジープから投げ出された
運転していた輝夫が目を覚ました時
他の3人は暗くて見えない
名前を呼んだ
『おい大丈夫か?聡美、工藤、おい達也~』
うめき声が聞こえた
『おぉ~大丈夫か?』
『うん、大丈夫みたい』
聡美の無事を確認した
残りの二人は?
『ううっ~痛てよ~』
『俺もだ、頭を打ったみたいだ痛て~』
全員、奇跡のように見た目は軽症だった
車は大破していて、動かない
4人は暗い未完成の道を助けを求めて歩き出した
以外に国道まで近かった
しかし田舎の深夜の国道、通る車は1台もない
そんな時に輝夫は見た事がある家を見つけた
民家も殆ど無い場所にポツンとたたずむ従兄弟の家
『助かった、俺ちょっと事情を話してくるからさ』
『分かった、俺らは、ここで座って待ってるよ』
従兄弟の家は寝静まっていた
玄関を叩いて
『輝夫ですけど、誰か起きてよ~』
玄関の叩く音で目を覚ました則和が
『何だよ~こんな時間に』
『輝夫です、済みません開けて下さい』
『輝夫か?どうした、こんな時間に』
輝夫は、か細い声で
『事故っちゃって、友達と4人で、ここまで歩いてきたんだ』
『どこで事故ったのさ?』
『あの未開通の道路で事故っちゃった』
『あんな道路を夜中に走ってたのか?足から血が出てるじゃないか』
『大丈夫だよ、この位どうって事ないよ』
輝夫は履いていた靴下を脱ぎながら
事故の現場の様子を笑いながら話した
自分はともかく、友達が心配だ
『警察と救急車を呼んでくれ、それと俺ん家にも電話して知らせて』
血に染まった片方の靴下を脱ぎ捨て
『外の友達の様子を見てくる』
そう言って輝夫は外に飛び出して行った
その間、則和は警察やら輝夫の家やらに、慌てて連絡を取った
連絡を済ませ輝夫と、その友達の様子が心配で外に出た
そこで則和は見た
見てはいけないものを・・・・・・・・
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