『きつねと私の１２ヶ月』

またまた動物物で号泣してしまいました～



前回の『ミーアキャット』に続いて
今回の『きつねと私の１２ヶ月』もかなりお勧めです

『ミーアキャット』は完全ドキュメンタリーに対して
この『きつね・・・』はフィクション。
けれども監督はあの『皇帝ペンギン』を撮った
ドキュメンタリーのプロ。
しかも自身の子供の頃の体験を映画化したとあって
動物達の様子はドキュメンタリーその物。


一人の少女が森の中で野生のきつねと出会う。
きつねの美しさに惹かれ
取り付かれたように毎日その姿を追う。
警戒心が強いきつねも次第に少女に懐き
触れ合った１年を描いています。

そしてきつねの生態系と共に
偉大な森の自然や他の動物達の姿がまたすごい！！
まさに自然の驚異を感じさせてくれ
これぞまさにドキュメンタリー！！

あの『ミーアキャット』の時もそう
ドキュメンタリーを見る度に思うけれど
一体どうやって撮影するのか本当に不思議
そして、その技に感動させられます



野生の動物が人間に心を開く
それ自体がまさにドラマ。
けれども、一定の距離を越えて近づき過ぎた時
ましてや子供だったら・・・

仲良くなったからと言って
越えられない壁を知らないで取った行為が・・・


きつねと少女の大冒険や微笑ましい姿を見ながらも
一体この結末には何があるのか不安を感じ始めた頃
事件は起こりました。








でもね、最後はうれし涙で号泣です

どうしてこんなに涙もろいのか


この少女役の女の子も本当に可愛い
フランス語の響きもすごくいい～
けれど子供たちにもぜひ見て欲しいから
吹き替えバージョンもあればいいのにと思うのでした。



近頃のペットブームは
動物を人間扱いして
本来の動物(自然)の姿がわからないような時代だからこそ
ぜひ観て欲しいと思う一作でした

『ミーアキャット』もね～