先日、めぐみ在宅クリニックの訪問診療医の小澤竹俊先生の講演
『安心して最期まで過ごせる社会を目指して
~ユニバーサル・ホスピスマインドをすべての人生のそばに~』
を聴く機会を頂きました。
医療や介護関係の仕事に携わる人でなくても
家族や親しい人にいつかは必ず訪れる人生の最期に
誰もが関わることとなります。
そんな時どのように接、どんな最期を迎えられたら良いのか?
真剣な内容ですが先生のユーモアと熱い心で
とても楽しく学ぶことが出来ました。
病気で迎える最期であったり、認知症で迎える最期であったり
その状況は人それぞれ
当然必要なケアやサポートも違ってきます。
けれど誰にも必要で最も大切なことは「穏やかになれること」
病状による苦痛だったり
あるいは最期を予感しても不安だったり
様々な複雑な気持ちを
誰か一人でもわかってくれる人がいるだけで嬉しい!!
安易な答えや慰めではなく、
ただただその気持ちをしっかり聴いて
そのままを受け止めてもらえる。
そんな人が側にいてくれたら安心出来
大きな心の支えになります。
現実的には様々な医療や介護的サポートも必要ですが
何より大切なことは人生の最期において穏やかであること
そうなっていただけるような信頼関係を
ご本人やご家族との丁寧な対話を通して
穏やかな関りがあたりまえに出来るようになりたい。
そんな社会が広がるといいと心から思いました。
興味のある方はユニバーサル・ホスピスマインドをぜひ見て下さい。
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