「タラ号の大冒険」

NHKの「海洋アドベンチャー　タラ号の大冒険」
とても考えさせられてしまいました。

タラ号が何かも知らず
ナビゲーターの西島秀俊につられて観たと言う
実にいいかげんな気持ちだったのですが・・・

タラ号はフランスを拠点に２００３年から
地球温暖化の影響を調べるため
様々な海を航海しているのだそう。
しかも発起人がデザイナーアニエスｂと言うから驚き！！

テーマに基づいて２～３年かけて
航海し研究しているそうです。
超過酷な北極海の航海もしたんだそう。

ここ数年、毎年のように「異常気象」だと言われつつ
既にそれが当たり前の感覚になりつつあるような気がします。
その“慣れ”てきた自分の感覚が
とっても恐ろしい事だと気付かされました

温暖化で北極の氷が溶けている問題は
随分前から言われており
ホッキョクグマがいずれ絶滅の危機だと言うことも
気にはなっています。
確かにホッキョクグマのことは心配ですが
本当の恐ろしさはそれだけだは無いようです。

北極などの氷や万年雪の白さが
太陽の光を９０％近く反射すして跳ね返すので
気温上昇が軽減されているんだそう。
けれど、一旦氷が溶けてしまうと
太陽のエネルギーが直接地球に届いてしまい
一気に海や地表の温度が上昇してしまうのだそう。
わずか１℃や２℃の上昇が
地球の生態系へ大きく影響するのだそうです。
そして、そうなるのがそう遠くない将来と言うのですから
本当に怖ろしいです・・・

「今年も異常気象だ～」なんて
気楽に言い合っている場合じゃないようです


そんな厳しい現状を何とかしようと
次世代の子供たちにちゃんと地球を残そうと
国を超えて、色んな研究者たちが
このプロジェクトに協力しているくれていることが
本当にありがたく嬉しいです。

そして今年の５月サンゴ礁をテーマに
また新たな航海プロジェクトがスタートし
今回は日本にも立ち寄るとのこと。
今後のタラ号の活躍を楽しみに注目したいと思います。

そして自分自身も意識が薄れかけていたことを反省して
エネルギーの無駄遣いを止めるよう心がけます！！
皆さんも今一度、意識してみて下さい。