癒しの時間始めました!

あなたは何に癒されますか?
日々思う事を素直に。

短い始まり。

2012年07月14日 | 日記
夕方、アブラゼミの幼虫がキンモクセイの木の下を歩いていた。


どう見ても、木とは反対の方向へ行ってる。


「どこへ行くんだろ?」


そこでお節介な私。


幼虫を掴んで、キンモクセイの木の枝につかまらせる。




すっかり夜になり、


気になった私はキンモクセイの木へ。


すると、セミの羽化が始まっていた。


出てきて羽が真っ直ぐに伸びきるまでは動けない。


羽を伸ばす為にも木の枝につかまらないといけないはず。


羽化の様子を撮りたかったんだけど、


夜で、さすがに携帯カメラでは限界がありあきらめた。


最初、羽化したばかりのセミは白っぽくて、羽も白っぽい透明じゃないものだった。






朝になり、気になった私はまたキンモクセイの木のもとへ。





そこには抜け殻だけが残ってた。


ふと、木の根元を見ると、


殻から半分出たまま死んでいるセミを見つけた。


自然は甘くない。





朝早くから夜遅くまで、


泣き倒すセミを「うるさ~~~い!!」って今年も思うんだろうけど、


こうやって出てきてもたった7日の命だと思うと、


そのうるささも夏の風物詩として許す気になった。




セミ達!



1週間の命のうちにたくさんの恋愛バトルが始まる。