夕方、アブラゼミの幼虫がキンモクセイの木の下を歩いていた。
どう見ても、木とは反対の方向へ行ってる。
「どこへ行くんだろ?」
そこでお節介な私。
幼虫を掴んで、キンモクセイの木の枝につかまらせる。
すっかり夜になり、
気になった私はキンモクセイの木へ。
すると、セミの羽化が始まっていた。
出てきて羽が真っ直ぐに伸びきるまでは動けない。
羽を伸ばす為にも木の枝につかまらないといけないはず。
羽化の様子を撮りたかったんだけど、
夜で、さすがに携帯カメラでは限界がありあきらめた。
最初、羽化したばかりのセミは白っぽくて、羽も白っぽい透明じゃないものだった。
朝になり、気になった私はまたキンモクセイの木のもとへ。
そこには抜け殻だけが残ってた。
ふと、木の根元を見ると、
殻から半分出たまま死んでいるセミを見つけた。
自然は甘くない。
朝早くから夜遅くまで、
泣き倒すセミを「うるさ~~~い!!」って今年も思うんだろうけど、
こうやって出てきてもたった7日の命だと思うと、
そのうるささも夏の風物詩として許す気になった。
セミ達!
1週間の命のうちにたくさんの恋愛バトルが始まる。
どう見ても、木とは反対の方向へ行ってる。
「どこへ行くんだろ?」
そこでお節介な私。
幼虫を掴んで、キンモクセイの木の枝につかまらせる。
すっかり夜になり、
気になった私はキンモクセイの木へ。
すると、セミの羽化が始まっていた。
出てきて羽が真っ直ぐに伸びきるまでは動けない。
羽を伸ばす為にも木の枝につかまらないといけないはず。
羽化の様子を撮りたかったんだけど、
夜で、さすがに携帯カメラでは限界がありあきらめた。
最初、羽化したばかりのセミは白っぽくて、羽も白っぽい透明じゃないものだった。
朝になり、気になった私はまたキンモクセイの木のもとへ。
そこには抜け殻だけが残ってた。
ふと、木の根元を見ると、
殻から半分出たまま死んでいるセミを見つけた。
自然は甘くない。
朝早くから夜遅くまで、
泣き倒すセミを「うるさ~~~い!!」って今年も思うんだろうけど、
こうやって出てきてもたった7日の命だと思うと、
そのうるささも夏の風物詩として許す気になった。
セミ達!
1週間の命のうちにたくさんの恋愛バトルが始まる。