感激！

とても驚くことが。
昨日午後ピアノの練習中に電話が。
どなたかと思いきや、2年前突然病で倒れられた生徒Yさんからでした。
年齢は60代といったところでしょうか。かなり長い間熱心に通われていました。
とても礼儀正しい方で、紳士と言う言葉がピッタリの方でした。
そんなYさんが、初めて連絡無しでお休みされました。どうしたんだろうと案じていたら、奥様からお電話をいただき、「Yさんが倒れた」とだけ伺いました。
それから2年。お互いに連絡取ることも出来ず、それでもいつも心の中で気にかけていました。昨日の午前中リトミックの生徒のお母様方に偶然Yさんのお話をしていたところでした。これを虫の知らせとでも言うのでしょうか？

お元気そうな声。お電話では2年前のYさんと何一つ変わりません。
ところが今現在右半身不随の状態で、リハビリに通う日々だそうです。
大好きな尺八も三味線も出来なくなってしまったそうです。
本当にお辛い中、私に習った「テネシーワルツ」をもう一度弾きたいと思い、ご連絡をくださいました。ピアニストの舘野さんをテレビで拝見したのがきっかけだったようです。
何て素敵なことでしょうか。私もこの仕事をしていて、一番うれしかった瞬間でした。
まだ今年始まったばかりですが、きっと今年一番うれしかったことになると確信しています。
Yさん、是非またテネシーワルツを聞かせてください。Yさんのコンサートを開きましょう。楽しみにしています。