Practice Makes Progress

~ナースえいや三十にして立つ~
アメリカでCNA→ICU RN→NP

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更新日:2022年01月19日

Practice Makes Progress ~ナースえいや 三十にして立つ~」へようこそ(^^)
現在のコンテンツはナースプラクティショナー(NP)としての勤務やアメリカ日常生活・子育てに関する事などが中心となっています。
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Daisypath Anniversary tickers

ナースのお給料が1週間70万円

2020-04-05 08:09:00 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー



Facebookを見てるとトラベル・ナーシングの広告が出てきます。正規雇用ではなくて、期間限定の派遣ナースのことなんですが、ニューヨークがすごい事になってる!(´⊙ω⊙`)ニューヨークの病院のCOVID病棟勤務で

2週間前は1週間のお給料が$4,000(43万円)
1週間前は$5,000(54万円)
今週は$6,200(68万円)

と毎週跳ね上がってますΣ( ̄。 ̄ノ)ノそれだけ、ナース不足なんでしょうね...ワシントン州でも応募出てましたが、ニューヨークには及ばないけど、1週間$4,000-5,000で出ていました。




あと、同じくニューヨーク勤務のPA(Physician Assistant)とNP(Nurse Practitioner)の応募広告も出ていて、こちらは1週間のお給料$13,000(141万円)だそうです((((;゚Д゚)))))))住む場所の費用、食費、NYまでの飛行機代も出るみたい。

なんだかすごい事になってますね。私もICUナースの仕事辞めてNPとしてNYで働こうかな...(冗談です)。


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麻薬並みの扱い

2020-04-04 14:11:00 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


現在、COVID-19(新型コロナウィルス)の治療で幅広く使われている薬にAzithromycinとHydroxychloroquine (Plaquenil)があります。

アジスロマイシンは風邪(バクテリアによる呼吸器感染症)を引いた時などに処方される抗生物質。プラケニルは、アメリカだとミリタリーの軍人さん達がマラリア予防&治療でよく服用する薬。どちらも昔から使われている安価な薬なんですが、コロナの流行で品薄になっています。また、コロナでは無いのにむやみに処方しているプロバイダー(ドクター、PA、NPなど)もいるようです。

私の受け持ち患者さんもアジスロマイシンとプラケニルの錠剤が処方されていたのでPyxis(薬を保管している機械)に取りに行ったら



薬の残量をカウントさせられた(´⊙ω⊙`)



モルヒネなどの麻薬は規制薬物なので、盗難防止などの意味合いで、薬を取り出す時に残量をカウントしなければいけません。アジスロマイシンとプラケニルは規制薬物では無いし、今までカウントしてなかったけど、盗む人がいるんですかね?カウントするように変更されていました。

アジスロとプラケニル
麻薬級待遇へ昇格です( ゚∀゚) 


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COVID疲労にStarbucks

2020-04-02 14:59:00 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


COVIDー19(コロナウィルス)の患者さんを受け持つようになって1ヶ月以上経ちました。



正直疲れてます( ´_ゝ`)



肉体的にも疲れるけど、精神疲労もかなりあります。元同僚ナースがCOVIDの病魔で重篤な上、私が担当ナースとしてケアに当たったのですが、これをキッカケに張り詰めていた精神バランスが崩壊した気がします。

私が担当するCOVID患者さんはみんな重篤で全然良くならない。誰も抜管に至ってない。抜管なんてレベルじゃなくて、臓器機能を保てるだけの酸素を取り入れられない人達ばかり。患者さん誰一人とて快方に向かわない…こんなのナースやってて初めて…何にも嬉しくない。何の使命感も感じられない。何という無力感。



こんな感じで疲れ気味ですが、仕事がある日の朝はStarbucksでコーヒーをいただいてます。アメリカのStarbucksでは、最前線で働く医療従事者にTallサイズのコーヒーを無料提供してくれるんです。この一杯のコーヒーにとてつもなく癒されてます。ありがたさが身に染みます。


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COVIDと倫理的ジレンマ

2020-03-29 07:10:00 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


COVID病棟にいる受け持ち患者さんがコードブルーになった日、私はご家族に連絡を入れました。一命を取り止めたけど予断は許さない状態。ご家族の方は当然の事ながら、涙を流して悲しまれます。患者さんに会いたいと涙ながらに訴えられるご家族。そして



I am sorry we can’t let you (残念ながら面会出来ません)



と言わなければいけない残酷さ。私は何て残酷な事をしているのでしょう………

ジェレミ・ベンサムというイギリス人が唱えたThe greatest happiness of the greatest numberという言葉をご存知でしょうか?最大多数(個人)の最大幸福と日本語では訳されるようで、災害時のトリアージにはこの功利原理が応用されます。

現在の新型コロナウィルス(COVID-19)パンデミックは、いかに多くの人をCOVIDから守るか、という事を念頭にロックダウン、外出禁止、面会謝絶などの策が講じられています。

うちの病院でも面会は一切禁止です。それが最期の時であっても………正直、ものすごいEthical dilemma(倫理的ジレンマ)です。家族に会わせてあげたい。人間としての尊厳を保たせてあげたい。でも、家族もCOVID感染者である可能性が非常に高く、彼らを病院へ入れる事によって更なる感染拡大の可能性がある。今は非常時なので、功利主義に則って医療を提供しなければいけないのです。

だから「You guys won’t let us see him/her even after his/her heart stopped!!!???」(心停止になった後でも会わせてもらえないんですか!?)と泣き叫ばれても「No」と言わなければならない。

その日一緒に働いていたICUドクターも家族と話をしましたが、やはり「何とか家族に会わせてあげたいんだけどね…」と言っておりました。思うことは一緒ですね。



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COVID病棟勤務対策でN95マスク自費購入

2020-03-28 00:05:00 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


自分の身は自分で守る

COVID専用病棟で触れたように、最近の私はCOVID病棟でしか働いていないので、自分の病院のPPEがどうなっているのかわかりません。

COVID病棟ではPPEの制限は無く、PAPRはもちろんの事、ガウンや普通のマスクも置いてあります。しかし、以前は貰えていた紙のスクラブやSurgical Scrubは使用禁止になりました。他のフロアでは、マスクは1日1枚しか支給されないと噂を聞きました。

噂の真相はともかく、PPEが手薄になってきているのは事実だと思います。また、COVID患者も増えてきており、今後とも私のCOVID病棟勤務は続くでしょう。


PAPR(機械本体とフード)

COVID患者が増えて困ることの1つにPAPR不足があります。頭に被るHood(フード)は元から使い回しで、私専用の物がありますが、PAPRの機械本体は数に限りがあります。病院内の物を全部集めても50も無いはず。

COVID病棟自体はすでに満床。これから確実に他のICUやフロアにもCOVID患者が増えるでしょう。そうなった時、PAPRが不足して使えなくなる事は目に見えています。PAPRの同等品として挙げられるのはN95マスク。うちの病院はN95マスクを昔使っていましたが、数年前にPAPRへ移行しました。なので、病院がN95マスクの在庫を持っているとは考えにくい。また、病院が従業員を守ってくれるか?と聞かれたら、私の答えは即答で「No!」です。

N95マスクはどこでも売り切れで入手困難ですが、同僚のツテで購入先が見つかったので同僚達と共同購入しました。業務用のサプライヤーなので1000枚単位。20人で購入しても1人の出費額としては数百ドル単位ですが、バックアップとして手元に50枚ほどのN95があるのは心強いです。

使うかどうかもわからない物の為に数百ドルって高いです。でも、この額を惜しいと思わない位COVID怖いです。私がCOVIDで命を落としても全然おかしく無いんです。大した病歴の無い比較的若い40-50代の人たちが瀕死になってるの目の当たりにすると、COVID専用病棟という超ハイリスクな場所で働いているからこそ、自分の身は自分で守らないとと本当に強く思います。


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COVID専用病棟

2020-03-25 07:00:00 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


私が働く病院にはICUが5病棟あり、疾患によって入院するICU病棟が違ってきます。例えて言うと、内科系、外科系、循環器系など。COVID-19(コロナウィルス)陽性や、陽性が強く疑われる患者さんは、性質的に私が働くICU病棟である為、うちの病棟で担当しています。

最近、COVIDの患者さんを病棟ごと隔離する事になり、新しくCOVID専用隔離病棟が出来ました。最近はこのCOVID病棟で連日勤務しております。





みんな(私から)逃げてーーーーーε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘





ちゃんとガウン着て、手袋して、PAPR(マスク、下の写真参照)してケアしてますよ( ̄^ ̄)ゞ 


PAPR

ただ、医療従事者への感染が多いのは事実。正しいPPEを着けていてもどこまで感染を防げるかわかりません。私がしっかりPPEをしていても、病院で働いている時点で感染リスクは高い。もしかしたら、院内のカフェテリアに行った時にCOVID感染者と遭遇してるかもしれない。どこで接触があるかわからないんですよね。ちなみに、うちの病院は全面的に面会禁止です。COVIDでもそうでなくても、家族などの訪問者は一切不可。例外は、出産する患者さんのみ家族1名が付き添えるだけ。

COVID怖いです。ICUナースという職業柄色んなタイプの患者さんを見てきてるけど、COVID本当に怖いです。急変の仕方がハンパじゃない。落ちる速度が速い。こっちも全然気が抜けない。だって「安定してるな」と思ったそばから「気管挿管しなきゃマズい!」「コードブルー!!!」ってなるんだもの。そして、一旦気管挿管になってしまうと厳しいです。私が見た少ないサンプル数(=正確性に欠けます)で言うと、気管挿管まで行ったケースは誰一人として快方に向かってない………

だからこそ、まずは感染予防を徹底して欲しい。そして、少しでも風邪の症状が出たら、水分を充分に取って休養してください。COVIDはほとんどが軽症で済むと言われています。100%感染を防ぐ事は無理。ただ、たっぷり養生して己の持つ免疫力で重症化を防ぐ事は多くの人が可能です。みなさん無理せずご自愛ください。



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医療職で良かったと思う時

2020-03-15 05:59:00 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー


コロナウィルス(COVID-19)の影響は我が街にも大きく影響が出てきており、ホテル街の多くの職員が解雇になったり、オンコール(待機)という状態になっています。

この街は観光業で成り立っているので、ホテルやレストラン、航空関連業に関わっている知人友人も多く、コロナの落とす影や危機感に恐怖を感じるようになってきました。



これだけ多くの人の収入が断たれている/減っているのであれば、いつ不況に陥ってもおかしくは無いな(゚д゚lll)



と一瞬だけゾッとしてしまいました。
幸い、我が家は今のところ普通に仕事出来ており、私も主人もむしろ、コロナの影響でさらに仕事が忙しいくらいです。私は医療職、主人は全然違う業界の全く違う職ですが、大不況にならない限り収入が断たれる事はなさそうだな…というのが正直な感想。

こういう時に医療職である事にありがたみを感じますね。景気に左右されない、ある日突然路頭に迷ったり、職を失うんじゃないかと怯えなくても済むことによる心の安定性と言うか…子供を養わなきゃいけないので、経済的な安定というのは心強いです。あと、一馬力ではなく、二馬力で働いているから1人倒れても何とかなるという安心感もアリ。いつもはブーブー(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)文句言いながら働いてるけど、やっぱりこの仕事やってて良かった(╹◡╹)♡と思いますね。


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Jaanuu

2019-08-05 06:54:00 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K3(年少)
次女:12ヶ月 乳児クラス(0歳児)
私:30代後半 フルタイム正社員、大学院生



アメリカの医療従事者はスクラブを着ている事が多く、私も例に漏れず仕事ではスクラブを着用しています。

最近のスクラブは機能性だけでなくファッション性に長けたものも多く、従来からあるブランドよりも、お洒落なスクラブを扱う割と新しいブランドを好んで着るナースが増えています。

私の働く病棟で人気なのはFIGSとJaanuu。どちらも従来のスクラブとは違った、スクラブでいてスクラブっぽくないデザイン&カラーを取り扱っています。

で、私はと言うと、CNA時代から着ている色褪せたスクラブをずっと着ています(^_^;) 患者さんの体液が飛び散って汚れることは多々あるし、同僚から着れなくなったお下がりが回ってきたりするので、新たに購入する必要性がずっとありませんでした。

が、度重なる洗濯&乾燥により何着か生地が縮んだようなので、Jaanuuから新しいスクラブを買ってみました。






2番目と3番目のスクラブを持っていますが、とても好評で色々な人に声を掛けられます。特に2番目のものはフライトアテンダントなどを連想させるらしく、スクラブっぽくなくて格好いいとよく言われます。3番目のものは横のチャックが開くので、昼飯を食べ過ぎた時にポッコリお腹を隠すのに最適です(゚∀゚)生地のクオリティーや肌触りも良いです。

ただしお値段は可愛くないです(。-_-。)定価で買うと上下1セット$100しかねませんΣ(゚д゚lll)私はセールを利用して購入し、トップス3枚&ボトムス2枚で約$100でした。3ヶ月に1回位はUp to 60% offセールがあるので、それを利用するといいかもしれません。

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有給休暇後の踏んだり蹴ったり

2019-07-31 02:44:30 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K3(年少)
次女:12ヶ月 乳児クラス(0歳児)
私:30代後半 フルタイム正社員、大学院生



7月は4週間有給休暇で休んでましたが(詳しくはココ→働き方)今週から仕事再開でした。

初日は患者3人持ち(ICUは看護師と患者の比率は基本的に1:2)。長期休暇後の"あるある"。元々日曜日で働きたい人少ないし、人員ギリギリで回してるから病欠があるとたちまち人手不足に。そして、このトリプルアサイメントは順番で回ってくるので、長期休暇後は大体トリプられるんですよねー。

4週間休んでても体は慣れているもので、ブランクなど感じずにすんなり入れたのはいいものの、3人のうち1人を退院させ、もう1人をIMC(Intermediate Care=ICUと一般病棟の中間のステップダウンユニット)へ移動させ、受け持ち患者が1人になった午後3時。遅れに遅れていたチャートを済ませ、お昼休憩から戻ってきたら「新規CRRT受け持ってくれない?」と(--;)。

* CRRTとはContinuous Renal Replacement Therapyの略で、24時間稼働の人工透析です。

他にもCRRT出来る同僚はいるけど、1人はトレーニング受けただけで実際にCRRTをやった事がない人で「ちょっと自信がない」と。うん、それは100%理解出来る。すでにセットアップも出来ていて稼働しているCRRTを引き継ぐ分にはいいけど、機械やらサプライを持ってきて、セットアップして、患者に繋げてスタートさせるのは、CRRT初めての人にはハードルが高い。

もう1人CRRT出来る同僚がいるけど彼女は拒否∑(゚Д゚; )エーッ まー、えいやという人間はGo with the flow(流れに身を任せる)的なところがあるので「それってどうなのよ?」と思いつつもCRRT承諾しました。

受け持ちだった最後の患者さんを他の同僚へ引き渡し、実際にCRRT患者を引き継いだのが午後5時半。その時点での目標は「セットアップを完了→稼働させて夜勤へ引き継ぐ」でした。色々やらなければいけない細かい事はあるけれども、CRRTをスムーズに稼働させるところまで持っていけば、夜勤ナースが走り回る必要がないし、私(日勤)が出来なかった細かいところをしっかりとフォローしてもらえるので。

でも、事は上手く運ばないもので、CRRTの機械がどうにもこうにも上手く作動せず(T_T)。日勤→夜勤の交代時間だけど「これは機械を交換しなければどうにもならない(゚皿゚)」と判断したので、機械に残っている血液を患者さんへ送り返し始めたんですが...










コードブルー!!!щ(゚ロ゚щ) オーマイガッ!!






そこからバタバタ対応して、何とか安定させて、夜勤ナースに引き継いで、チャート終わらせて、帰宅したら午後9時でした(´_`。)まさに踏んだり蹴ったり_(꒪ཀ꒪」∠)_な1日でした。ま、そういう日もあるけど、3人受け持ちからCRRT(特に新規)は引き受けるもんじゃないですね( ゚∀゚)アハハ



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働き方

2019-07-24 01:24:31 | 【アメリカ】RN(看護師)
長女:4歳 Pre-K3(年少)
次女:12ヶ月 乳児クラス(0歳児)
私:30代後半 フルタイム正社員、大学院生



前々から言及して来ましたが、かれこれ1年半以上前の2018年初頭から仕事をパートタイムに出来ないかと、病棟のディレクターに何回も掛け合ってきました。当初はパートタイム希望者が多く、ポジションがあってもSeniority(勤務年数順)なので、私は上から3番目くらいの立ち位置でした。

それが、2018年の夏時点で、パートタイム希望者の中では私のSeniorityが一番高くなっており、病棟ディレクターにも「産休から戻って来る頃(2018年10月)にはパートタイムにしてあげられそう」と言われていました。が!産休復帰前に病棟ディレクターが辞職してしまい、パートタイムの話は振り出しへ。(詳しくはココ→仕事復帰計画の頓挫

その後、今の病棟ディレクターと何回も交渉。パートタイムの人が辞めたら、そのポジションを私へ回してもらえるようにお願いしたり。パートタイム勤務者が1人しかおらず、常に人手不足な夜勤への異動も提案したり。しかし、パートタイムの人達が辞めても新たにポジションが空くことはなく、すでに2019年に入っていたので、諦めモード、かつ、新たに対策を立てねばなりませんでした。

パートタイムになりたい一番の理由は「家庭・仕事・学業の両立が困難」な事に尽きます。2018年は妊娠出産、そして新生児/乳児の世話で寝れない日々+プラスまだまだ手のかかる3歳児。つい先日4歳&1歳になって少しは楽になりましたが、夜通し眠れることはなく、週3日仕事、週3日実習、あとの1日は子供関連の用事や翌週の準備などで潰れるので、休める日は1日もありません。無理して体調を壊してばかりです。春学期は3週間に1回は体調を崩して寝込んでいたので、今は無理して家事をせず、午後9時にはベッドに入ってます。(でも家の中ごっちゃごちゃ、カオスだよ( ノД`)シクシク…)

フルタイムが無理となると1)パートタイムになる、2)Per diemになる、3)退職する、の選択肢がありますが、経済的な事情から3)退職するは全く無し。だったら無理してフルタイムで働きます。

2)のPer diemというポジションは、4週間のうち好きな時に3日だけ働けばOKですが、福利厚生がありません。我が家は私の職場を通して健康保険に入っているんですが、Per diemになると保険を失います。旦那の職場を通して保険に入る事も可能だけど、アメリカの保険制度はややこしくて、好きな時に保険に入れるわけではないんです。旦那の会社の保険に入るには5月に申請して7月から保険適用になるので、2019年初頭はこの選択肢もアリだったけど、結果論としては選びませんでした。

1)のパートタイムは週2日勤務で福利厚生も全てあります。貰える有給休暇は半減しますが、健康保険や401K(確定拠出年金)などは付いてくるので、これが一番理想的なオプションなんです。

ただ、冒頭で述べた通りいつまで経ってもパートタイムになれる見通しが立たないので、対策を立てる必要がありました。私がプランBとして選んだのは「フルタイムとして働きつつ、有給休暇を最大限に利用して生き抜く」です。

勤務病院では半年ごとに有給休暇申請をするんですが、いつもは第3希望までしか書かないところ、下半期(7-12月)の申請は第10希望まで出しました(^^;)その結果、計6週間の有給休暇が取れましたーーー(=´∀`)人(´∀`=)7月に4週間、10月に1週間、11月に1週間。7月に4週間取れたのは私でもビックリ‼️(´⊙ω⊙`)有休は一枠2週間までなので、7月は2週間×2いただいた事に。

普段から本当に休みが必要な時しか休まないし、病棟ディレクターも同僚ナースもみんな、私が体調を押しながら色々こなしているのを知っているので、多分考慮していただけたのだと思います。特に、夏学期(8週間)は春・秋学期(16週間)の半分の期間なのに実習数は変わらないので有休不可欠だったんです。普通に働いてたら1日足りとも実習休めなかったし、子供がいると予定通りに行く事って少ないですよね。案の定、子供が体調崩して早退したり病欠したので、2-3日実習がずれ込みました。嗚呼、有休ありがたや(*´∇`*)

で、一番厳しい夏学期ですが、すでに実習を終え、残すところファイナルだけになりました(๑˃̵ᴗ˂̵)毎日疲労困憊ですが、前学期のように持病ぶり返して大幅に体調崩す事は免れたので良かったです。

秋学期は少し実習時間が多めだけど、16週間あるので何とかなると思います。12月の卒業がハッキリと見えてきて、心の負担が軽くなって来た感じ(^ω^)あとちょっと頑張ります!


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