１０年グリーンカードの更新（１０年から１０年）①

長女：４歳 Pre-K4（年中組）

次女：１歳 Toddler１歳児クラス

私：３０代後半 ICUナース／ナースプラクティショナー

久しぶりにUSCIS（アメリカ移民局）ネタで～す（＾ー＾）

今このブログを見てくれている方のほとんどはご存知ないと思いますが、元々このGooブログは移民ビザ（及びグリーンカード）を取得するまでの過程を記録し始めたことからスタートしました。

2008年当時、私（日本人）と主人（アメリカ人）は東京に住んでいました。主人は当初「就労ビザ」で来日し住んでいましたが、結婚を機に「日本人配偶者ビザ」へ切り替え。当時の在留資格切り替えに関してはこちら（【日本】在留資格）に書いてあります。

アメリカに戻る事を決めてからは、日本のアメリカ大使館とやり取りをして移民ビザを請願・申請し取得しました。2008-2009年当時、請願者（アメリカ人である主人）が6ヶ月以上アメリカ国外にいる場合、在住国のアメリカ大使館で移民ビザの請願及び申請をすることが出来ました。そして、移民ビザを取得した時点で2年以上結婚していたので、IR-1という種類の移民ビザを取得して渡米。アメリカに入国してからすぐに10年間有効のグリーンカードが送られてきました。当時の移民ビザ及びグリーンカード取得までの道のりはこちらからどうぞ。

そして、その10年GCは2019年8月まで有効だったんです。グリーンカードの更新は失効6か月前から出来るので、2019年2月中旬に更新手続きを開始しました。10年GCの更新はUSCISのサイトからI-90というフォームを記入して電子送信。

いやー、本当に便利な世の中になりましたね。10年前に移民ビザの手続きをしていた時は色々な情報をネットで閲覧することが出来ましたが、全てをオンラインで済ませることは出来ませんでした。USCISのサイトにあるフォーム（PDF）にタイプして、それをプリントアウト。請願申請自体は全て紙ベースで行われていたんです。なので、全てネットで済ませられるのは本当に便利です（＾ー＾）

ちなみに、１０年グリーンカードの更新料は総額＄５４０でした。これを安いと思うか、妥当だと思うか、高いと思うかは人それぞれだと思います。USCISの各種費用は年々上昇しているので、過去と比べれば高いと思います。＄５４０で今後１０年アメリカに住めると思えば妥当でしょうか？ビリオネアであれば＄５４０は格安でしょう。まー、一般的な感覚で言えば＄５４０は安くないと思いますが、私としては必要経費だから払うしかありませんね。

2019年2月中旬にI-90を送信。すぐにBiometrics予約のお知らせが来ました。バイオメトリクスでは顔写真と指紋採取が行われ、それを基に移民局がバックグラウンドチェックを行います。私のバイオメトリクスは2019年3月上旬だったので、指定された日の指定された時間に地元のUSCISオフィスへ出向きました。この日に持参しなければいけなかった書類は以下の３点。

　・グリーンカード

　・バイオメトリクスのAppointment Letter

　・身分証明書（私は運転免許証を持参）

バイオメトリクスでは、まず入り口のセキュリティ（空港と同じ感じ）を通ってチェックイン。多少（１０分位）の待ち時間があった後に、係員さんのキュービクルへ呼ばれ、そこで写真撮影及び指紋採取が行われました。これだけだったので所要時間は２０分位でしょうか？すぐに終わりました。

バイオメトリクスが終わると、その後はひたすら待つだけ。定期的にUSCISから進捗状況のEmailが送られてくるんですが、文言は毎回一緒で「We are still reviewing your case and there are no updates at this time.」　USCISのサイトではCase processing timesで所要時間をチェックする事が出来るんですが、I-90（１０年GCの更新）は概ね１０-１３ヶ月要していたようです。この所要時間はあくまでも私がチェックした時の所要時間であって、申請時期や状況によって随時変化します。

私と同じ時期や、私より後に１０年GCを更新された方の中には「申請から１ヶ月で新しい１０年GCが届いた」なんて方も見受けられました。ただ、この方々は在米２０-３０年くらいと見受けられ、以前にも１０年GCを更新したことがあるようなので早かったようです。私は（永住者としては）在米１０年。初めての１０年GC更新なので、Case processing timesにある通り１年近く要しました。

なんだか長くなってしまったので次回（１０年グリーンカードの更新（１０年から１０年）②）へ続きます。