Practice Makes Progress

~ナースえいや三十にして立つ~
アメリカでCNA→ICU RN→NP

リハビリ病棟

2010-04-02 07:17:39 | 【アメリカ】CNA(看護助手)
うちの施設には3つの病棟?ユニット?があるんですけど
えいやがメインで配属されているのはLTCのユニットになります。
患者さんの入院・入居理由は様々ですが
あまり回復の見込めない長期的ケアが必要な人々です。
交通事故や脳梗塞などにより身体的麻痺、脳障害の残る人、
認知症などにより社会的生活が困難である人、
老齢による身体的能力の低下で自立生活が困難である人、などなど。

もう1つのユニットもLTCなので同じような感じ。

残りの1つはリハビリ病棟で、比較的自立した患者さんが多いです。
とは言っても、転倒などが原因で足腰の外科手術をした人達が多く
トイレまで車椅子で移動させて介助しながらの排泄になったり
全くベッドから起き上がれない人には
何から何までお世話しなくちゃなりません。
身体的不自由はありますが、メンタル的な部分は健常な人ばかりです。

先日、初めてリハビリ病棟の担当になったんですけど
すっご~くメチャクチャヘトヘトになる位大変でしたっっっ
何が大変って、コールライトで呼ばれる回数が圧倒的に多い
リハビリで入院する患者さんって、つい最近まで普通に生活していて
何かしらの事故などで施設に入院してきた人が多いから
おむつに排泄したりする事に抵抗があったり、要求が多かったり、
自分で身の回りの世話を出来ない事にイライラしている人が多いんです

あれしてちょうだい、これ持ってきて、それ動かして、
何でこれはこうなのこんな場所もう耐えられないなどなど

こちらとしては出来る限り要求に答えてあげたいけど
体は1つしかないし、他にも患者さんはいるし、
肉体的、時間的に出来ない事もあります
他にも法律で制限のある行為もあれば
(入院直後、薬剤師の許可無しに投薬する等)
CNAの職務では許されていない行為もあるんです(爪切り等)
また、まだまだ仕事に慣れないえいやの不備な点もあって
非難されるは、罵声は浴びせられるは、心身ともに駆けずり回ってました
(Don't take it personalなので精神的ダメージは受けてません

リハビリ病棟の患者さんは、総合病院から転院してくるケースが多いので
総合病院で働くRNやCNAはさぞかし大変だろうな~と実感した1日でした


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