Practice Makes Progress

~ナースえいや三十にして立つ~
アメリカでCNA→ICU RN→NP

Code blue

2010-05-12 02:04:28 | 【アメリカ】CNA(看護助手)
ちょうど夕食の時間でその日はダイニングルーム担当でした。
患者さんに飲み物をサーブしていると

 LTCユニット、緊急事態です

というアナウンスがあったので
「緊急事態って何だろう?」と思いつつ駆けつけてみると

 ぎゃーーーえいや担当の患者さんが蘇生措置を受けてるぅぅぅ~~~

全身真っ青で呼吸をしておらず、すでに駆けつけていた7-8名のRN、LPN、CNAが
気道の確保や心臓マッサージを行っていました。
痰が喉に詰まり、気道を塞いだ為、窒息状態に陥ったようです。
痰を吸い取った直後に呼吸を始めたので(ホッ)良かったですが
すぐに救急隊員が来て総合病院へ運ばれて行きました

えいやが焦ったのは
急変の5-10分前にブリーフ&体位交換を行ったばかりだったんです。
その時はちゃんと呼吸していて何の異常も感じ取れなかったのですが
ケア終了直後の出来事だったので

 何か間違った事したかしら

と不安になっちゃいました
もちろんえいやの責任でないのはわかっているんですけど
初めての受け持ち患者急変だったので心の中では「うぎゃー」状態。
ナーシングホームは高齢の方の体力が徐々に低下していって
命が尽きるという天寿を全うするパターンがほとんどなので
Acute careのような急変はほとんど想定していなかったんだけど
まさか、自分の働いているシフト中に自分の患者に起こるなんて...

Code発生中にえいやのする事はなかったんだけど
少しだけ観察する事が出来て貴重な経験になりました

しかし、心臓マッサージを受けると人間の胸って
本当にあんなにペコペコ凹むんだねぇ...


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