まいにち

まいにちは書けません

運命の分かれ道

2019-03-15 19:29:25 | 日記
 踏切の1メートルほど手前で、警報機が鳴りました。
 前を歩く人たちが、走り出しました。
 つられてぼくも走りました。
 長い距離ではないので、余裕で渡り切れると思っていましたが、棒の下りる早さは予想外で、目の前で道を塞がれました。
 ほかの誰かが同じことをしていたら、無理に渡らないで、ちょっとぐらい待てばいいのにと思ったはずです。
 普段、踏切を渡ることがなくて、突然の警報に驚き、近くの人につられてしまったのです。
 これでは、何か不測の事態に巻き込まれたとき、きっとパニックになります。
 ちょっとのことでは冷静さを失わないだろうと思っていましたが、もしかしたら無理です。
 でも、咄嗟の行動が命を救うこともあるし、結果どちらが正解だったのかは、あとにならないとわからない。
 遮断かんは、またぐには微妙に高くて、転ばないよう、しゃがんで通りました。
 ナイスな判断。