歩道橋を上る体を、強い風が後ろから押してくれました。
埃が舞い、髪がくしゃくしゃになり、ここにきてやっと強風の恩恵に浴することができました。
通りを渡ると、カサカサと乾いた音が響きました。
車道を、白い大きな袋が飛んでいきます。
さらにもうひとつ。
近くに止まったものをよく見ると、使用済みのペットボトルを集めた袋でした。
風上に軽トラックが停車しています。その荷台から飛んできたようでした。
運転手が走ってきます。袋を回収するのです。
そこへ、また別の袋が飛んできました。
荷台の幌がしっかり閉じられていないため、隙間から出てしまったのです。
車道と歩道の間には生垣があって、歩いている人たちは誰も手伝えません。
なすすべもなく、運転手の孤軍奮闘を見るばかり。
埃が舞い、髪がくしゃくしゃになり、ここにきてやっと強風の恩恵に浴することができました。
通りを渡ると、カサカサと乾いた音が響きました。
車道を、白い大きな袋が飛んでいきます。
さらにもうひとつ。
近くに止まったものをよく見ると、使用済みのペットボトルを集めた袋でした。
風上に軽トラックが停車しています。その荷台から飛んできたようでした。
運転手が走ってきます。袋を回収するのです。
そこへ、また別の袋が飛んできました。
荷台の幌がしっかり閉じられていないため、隙間から出てしまったのです。
車道と歩道の間には生垣があって、歩いている人たちは誰も手伝えません。
なすすべもなく、運転手の孤軍奮闘を見るばかり。