まいにち

まいにちは書けません

まずは元を正してからだ

2019-03-23 22:26:59 | 日記
 歩道橋を上る体を、強い風が後ろから押してくれました。
 埃が舞い、髪がくしゃくしゃになり、ここにきてやっと強風の恩恵に浴することができました。
 通りを渡ると、カサカサと乾いた音が響きました。
 車道を、白い大きな袋が飛んでいきます。
 さらにもうひとつ。
 近くに止まったものをよく見ると、使用済みのペットボトルを集めた袋でした。
 風上に軽トラックが停車しています。その荷台から飛んできたようでした。
 運転手が走ってきます。袋を回収するのです。
 そこへ、また別の袋が飛んできました。
 荷台の幌がしっかり閉じられていないため、隙間から出てしまったのです。
 車道と歩道の間には生垣があって、歩いている人たちは誰も手伝えません。
 なすすべもなく、運転手の孤軍奮闘を見るばかり。