駅舎を出ると、拡声器を通した男の声が響いてきました。
小さな駅です。
駅前の細い通りの角に、警備員が2人立っています。
何かイベントが行われているようです。
駅前の小道は、2車線の道路につながっていて、その脇の歩道を歩きます。
ときおり車が飛ばしていく。
風に乗って、声は聞こえ続けています。
抑揚のある喋り方、でも言葉のひとつひとつはつかめません。
これから行く神社でお祭りだろうか。
大きな境内に入ると、声はさらに遠くから聞こえてきます。
お参りの後、声のする方向に歩いてみました。
駐車場を過ぎ、神社を離れ、住宅街のその先を見つめますが、何もありません。
なにか叫んでいます。
たぶんスポーツのイベントなのでしょう。
歩いて駅に戻りました。
20分に1本の電車。
券売機の上に張られた紙に『BMX世界大会』。
背後で英語の声とチェーンの当たる音が響き、振り返ると、3人の若者が小径の自転車から飛び降り、自転車を軽々持ち上げ、あっという間に袋に入れてしまいました。
小さな駅です。
駅前の細い通りの角に、警備員が2人立っています。
何かイベントが行われているようです。
駅前の小道は、2車線の道路につながっていて、その脇の歩道を歩きます。
ときおり車が飛ばしていく。
風に乗って、声は聞こえ続けています。
抑揚のある喋り方、でも言葉のひとつひとつはつかめません。
これから行く神社でお祭りだろうか。
大きな境内に入ると、声はさらに遠くから聞こえてきます。
お参りの後、声のする方向に歩いてみました。
駐車場を過ぎ、神社を離れ、住宅街のその先を見つめますが、何もありません。
なにか叫んでいます。
たぶんスポーツのイベントなのでしょう。
歩いて駅に戻りました。
20分に1本の電車。
券売機の上に張られた紙に『BMX世界大会』。
背後で英語の声とチェーンの当たる音が響き、振り返ると、3人の若者が小径の自転車から飛び降り、自転車を軽々持ち上げ、あっという間に袋に入れてしまいました。