「この奥の林道は、どこへ続いていますか?」
突然来られた 駐在さんに聞かれました。
奥の林道は、山麓一体縦横に走っているので、何とも答えに詰まる。
聞けば「熊が出た」との通報を受け、場所の特定をしたいとのこと。
野生の領分まで追いかけられては、熊も大変ですね。
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私の山麓の家は、もう人間界と野生動物界とのグレイゾーンです。
お互いにチョッと縄張りを主張しながら共存している場所です。
熊さんはいる気配があっても、私とばったりと出会ったりしません。人見知り・・?
以前私の領地に住み着いた狸さんは、橇に乗せてお山へ帰してあげたことがあります。
アライグマさんは、外来種で当地の生態系を乱すので役所に連絡し強制退去になります。
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厄介なのはカラスで、制空権は侵されがち。
そこでカラス除けの「黒テグス」(0・3ミリ)を菜園上空といっても地上高3メートルほどに、ランダムに張り巡らしている。
規則正しく張ると、学習能力の高いカラスに裏をかかれます。
さらにスリングショット(要するにパチンコ)2種類を用意してテリトリーを死守
何やら戦国時代の領地争いのようですが、いまのところ赤いトマトも被害に会っていません。
一説には川下のサケの遡上へ参戦で忙しいらしいとか?
なにとぞ幸せのフクロウ様のご加護を・・・今日もチャリ~ン!
野生動物の生息域もだんだんと狭められて、かわいそうですね。と言いながら山麓の野生域にちょっと間借りして遊んでいるのですが、あまり動物を脅かして排斥運動をされないよう気を付けます。