演奏会のためのレパトーリーは、
何がお客さんにとって楽しいのか、喜んで頂けるのか、という観点から考えるので、
大体決まって来ます。
いつもの、マリア・デュオ の曲をききたい! という方が増えて来ると、
定番の曲というのが出来て来ます。
マリア・デュオの場合、それは
フランツ・シューベルト:アヴェ・マリア
ホセ・マンソ・ペローニ:コーヒー・ルンバ
スペイン民謡:エル・ビート
といった所でしょう。
レッスンしていると、生徒さんがやっている曲を練習しますので、
自然にそれが自分の曲になったりします。
毎週毎週生徒さんと一緒に練習しているうちに、
「結構良い曲じゃない

というのが
「あら、これは名曲だわ

に変わって、いつの間にか暗譜してしまって
「これは私の十八番だ!!

と、必死に練習することがありますね。
レッスンというのは、そのように、
生徒さんの進歩の場であるのだけれど、
自分の練習時間でもある訳です。
