用事も終わったので
やはり実家に少し顔を出そうということで、
行って来ました。
突然でみんなびっくりしていましたが、
びっくりしたのは義兄の話でした。
農業の傍ら、消防の仕事もしているのですが、
311の一週間後に要請があって
陸前高田に遺体の捜索に行ったそうです。
津波のあとも生々しい現場です。
以後ここから義兄の話の再現です
方言がちょっと難しいのですが、まあ、こんな感じ、、、
行く前は「うわ~~、いやだなあ、とか 気持ちわりいなあ、」
という気持ちだったべっちゃけど、着いたらそんなことはもう通り越した、涙が出たべ。
ずっと
車で走っていたら、突然、道路がなくなって、がれきと泥水の山だべ。ずっとむこうまでさ
地面は1メートルくらい陥没しているので、
二階で暮らしている人もいたっちゃ
その日は30前後の若い人ばかり8体みつけたべ
可哀想で、涙がでたべ。
若い女の人が新しい結婚指輪をしていたり
役場の青年がきちんとネクタイして,多分誘導していたんだべっちゃな。
知り合いもいたべ、、
木のてっぺんで死んでるおばあさんがいたさな
あれ、波で腰から上に服がたくし上げられるんだな、
ベルトしててもそこから水が入って服があがるんだべ
みんな目をあけていて、人形の目みたいで、きれいだったっちゃ
ピー玉みたいなんだ
手を合わせて回収したけど、もういやだなっちゃな。
まだまだ海の中で沢山の死体があるみたいべっちゃ