スマイル・デイズ ~いつも笑顔で~

自分のこと、家族のこと、そして仕事のことなど、日々の暮らしを綴っていきたいと思います。

利用者さん、T子さん

2022-07-11 21:34:01 | 日々のこと

             👆シャボン玉を楽しんでいます    👆男性利用者さんに手を引かれて散策中

私が今職場で支援している8人のうちの一人、T子さんです。

職場の利用者さんの中で最年長73歳です。もう高齢者に域に入ると思いますが、法人が運営するグループホームに入っていて、毎日そこから通ってきています。週に2度は高齢者のデイサービスにも通っています。

年齢からくるものか? 最近は自分が言ったこと、行ったことを忘れがちになっています。そして少しわがままも出てきていて、自分の思ったとおりに事が運ばないととても機嫌が悪くなります。なかなか名前を覚えられない中、私の名前はちゃんと覚えてくれました。そして私はいつも「〇〇ちゃん」と名前で呼ばれています。

彼女は介護認定で要介護3が出ています。排泄がうまくいかず、リハパンを利用しています。そのためか、何回か膀胱炎を繰り返していて、大変な思いもしています。

彼女は人の好き嫌いがあり、信頼関係を築くのが結構大変です。

彼女は私のことを最近になって、とても信頼してくれるようになりました。「リハパンを取り替えたい、〇〇ちゃんならもうすべて見られてもいいんだ」と言って、介助のために一緒にトイレに入ることも抵抗なくできるようになりました。

今日、珍しく午後から眠たいと言うので、静養室で横になりました。ちょくちょく様子は見ていましたが爆睡。1時間ぐらいたった頃でしょうか、突然「〇〇ちゃん、〇〇ちゃん」と大きな声で私を呼んでいます。目を覚ましたときに、一瞬どこにいるかわからなくなったのかもしれません。私はすぐ飛んでいき、起こして、みんながいる部屋まで誘導しました。

私はとても嬉しかったです 私を頼りにしてくれているんだな~って…

たまに「グループホームの世話人も〇〇ちゃんみたいな人だったら楽しいのに」って言ってくれる瞬間、彼女にとって私は信頼されている支援員なんだなって、支援員としてとても自信を持つことができます。

こんなふうに人から頼りにされるって、本当に幸せなことだと思いませんか

 

最後まで読んでいただきありがとうございました

 

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突然の別れは辛すぎる

2022-07-11 20:42:38 | 家族のこと

衝撃的な事件が起こりました。

日本は諸外国に比べたら平和だと思っていたけれど、これからは一概にはそうも言えなくなりましたね。常に緊張感を持っていかないと、またこのような事件が起きてしまいますね。

安倍元首相、安らかにお眠りください。長きにわたりお疲れ様でした。

それにしても、昭恵夫人、本当に辛いですね。朝元気に出かけていって、帰りは無言の帰宅になってしまうなんて…きっと今は現実を受け止めきれないでしょうね。泣くにも泣けませんね、突然過ぎて…


2017年12月11日。

前日から所用で出かけていた婿は帰らぬ人になりました。朝みんなに見送られて出かけていった婿でした。ちょうど私は婿もいないことだし、娘の家に泊まっていました。

11日の早朝電話が鳴りました。婿の父親からです。

2階で電話をとった娘は叫びました。「〇〇〇が死んじゃった~~~」

そこから長い1日が始まりました。

すぐに娘と婿父、わが夫の3人で遺体が安置している山梨県の警察署まで行きました。私は子どもたちの面倒を見るために残りました。お昼すぎに夫が、婿が乗っていった車で帰ってきました。娘と婿父はそのまま残りました。

夕方、婿は娘と婿父と一緒に無言の帰宅をしました。一番下の子はまだ1歳3ヵ月だったので、上2人の子どもたちにきちんとママ(娘)が現実起きていることを話しました。そして…対面。胸が張り裂けそうでした。

リビングに安置された婿は本当に眠っているようでした。「ちょっと〇〇〇ちゃん、何寝てるのよ~」とそんな感じでした。

娘は弔問に来てくださった方々に気丈に対応しました。後から聞きましたが、そのときは「自分は泣いてなんかいられない。しっかりしなければ、子どもたちのためにも」とずっと思っていたそうです。

お通夜、告別式には100人以上の方々が参列してくださり、娘は立派に喪主としての役目をこなしていました。

荼毘に付された婿の遺骨とともに自宅へ戻ってきたとき、私たち夫婦はしばらく娘に寄り添うことを決めました。やはり後日聞いた話ですが、もうその頃は婿のもとに行きたい、それだけを考えていたそうです。


その日から5年あまり。きっと今も婿を亡くした悲しみと闘っているかもしれません。でも婿が残してくれた3人の子どもたちがいたから頑張れています。

私たち夫婦も、息子夫婦も、娘に関わるすべての人たちが、色々な形で寄り添い、見守っています。

時間が解決してくれる…今の娘を見るとつくづくそう思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました

 

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