片品村の農家民宿二代目の、いいじゃ・・・ないの!

尾瀬国立公園の麓片品村で家族で民宿「まるみつ荘」と農家を営む二代目!片品村と、かたしな高原の情報を中心にボチボチと

11/16 尾瀬ケ原

2011年11月16日 17時15分06秒 | 日記

月曜日から尾瀬国立公園の「ゆれ田代」付近でお仕事です。

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昨日から少し降っていたのですが、予想どうり雪が積もってました。

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新しくなった「原の川上橋」、手すりと橋の板が外され、橋の下にも「つっかえ棒(サポート柱)」が・・・・・まあ、私が考えるような事は、考えてますね・・・・。

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まあ、今年は工事の人が作ったからいいけど、来年は尾瀬保護財団の人が、設置する事になる?(昨年までは財団の人が設置していたような・・・)ので・・・このサポート柱は組立も取り外しも難しと思います。

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上の写真は、去年までの「サポート柱」、11、12月は雨が降りますから、大水が出るみたいです、ゴミが引っかかって外れちゃう事も・・・。ゴミが引っかかって流れを堰き止めて、流れが変わったら、大変な事になっちゃいますから、外れるのも有りですね。

壊れてると、直したいのですが、道具がないんですよね・・・


11/15 尾瀬ケ原

2011年11月15日 22時48分37秒 | 日記

今日の尾瀬ケ原は・・・・午後から雪!

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尾瀬の山小屋も閉まり、月曜日から恐怖の通いになりました。現場まで1時間20分位でしょうか・・・・

まあ、私以外の人夫は、歩き慣れしている人だからいいけど・・・・登山道の通いは辛いですね・・・・。

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で、木道工事も終わりに近づき、今日は「焼印」押し!

尾瀬国立公園の木道は右側通行が暗黙の了解みたいな感じですが・・・右側の右上に焼印が押してあります。木道工事の発注者と工事の年がわかるようになってます。ちなみに「環」は環境省で、日光国立公園から独立して尾瀬国立公園になってから、「環」になりました。その前は「群」でした。

平成23年に工事したけど、お客さんが通るのは24年になるので、来春に「今年新しくなった」て話で、毎年混乱しています。

明日も、頑張るぞ!


11/9尾瀬ケ原、水芭蕉

2011年11月10日 06時27分17秒 | 民宿、観光

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毎年の事ですが、この時期に水芭蕉の芽がでているのです、

これから雪の下でじっと耐えて、春一番に咲くのですね。雪に負けないでいい花を咲かせてください。

で、「雪に負けない」と言えば、原の川上橋!

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完成していました。

まあ、私の個人的な意見ですが、ここは尾瀬ケ原の中でも一番人の通りが多い所なので、橋を平らにしたいのは解りますが、雪の事を考えると「アーチ型」にした方がいいような・・・・・・去年までは、同じような作りで下の板と手すりを外して、川底からサポート柱(つっかえ棒)をしてたから、新しくなってもつっかえ棒をした方がいいでしょう。

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昨年新しくなった、上の大堀は少しアーチになってます。

この方が雪の重みに耐えられるのかも。

私たちも雪に負けないように、木道作りガンバリます。


尾瀬国立公園の・・・

2011年11月09日 20時20分09秒 | 日記

今年の尾瀬への出稼ぎは、水にやられて「水難」です。

まあ、尾瀬ケ原は湿原だから水はしょうがねえけど・・・

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写真では解りづらいけど、木道の両側に水が浮いてますけど・・・・

どこも、膝位まであるのです・・・・・

ちょっとゆだんすると、長靴の中まで・・・・なんて事もしょっちゅうで、水にだいぶやられました・・・・

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廃材のモッコウが水に浸かって、予想以上の重さになって、ヘリで吊り上げられません。

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ヘリでの運搬は1トンが目安で、廃材(下げ荷)は900㎏位に作るのですが・・・・落下防止のブルーシートに巻いて、50㎝位沈んで居るので、水がかなり入っているのでしょう・・・・

最大で1トン300キロまで吊り上げるので、廃材900キロ+木くず等100キロ+濡れたモッコウ50キロで、有っても1100キロと私は読んで居たのですが・・・・

上がりませんでし・・・・・

と言う事は、水が200?以上?頑張って運んでくれ、ヘリコプター!


11/9の尾瀬ケ原

2011年11月09日 18時43分58秒 | 日記

月曜日から、二泊三日で尾瀬ケ原へ・・・・出稼ぎに行って来ました。

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9日の朝は、雪がチラホラと降っていましたが、積もるほどではありませんでした。

11月7日の午後から、坤六峠が通行止めになりましたから、尾瀬ヶ原に来る登山者は、ほとんど見かけませんね。

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冬はそこまで来ています。

早く木道工事を終わらせなくては・・・・。


尾瀬ヶ原に、水芭蕉!

2011年11月04日 15時18分03秒 | 日記

尾瀬ケ原に水芭蕉って、当たり前です。

♪夏が来れば思い出す~♪の、水芭蕉の花なのですが、

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ちょっと解りづらいのですが、咲いている?咲き出した・・・・?

この季節(11/1)に白い仏焰苞(ぶつえんほう)が・・・・残念ながら、連日の大霜で苞の先端は、茶色く霜焼けちゃったけど・・・・・2株出ていました。

花までは確認できませんでしたが、今年は暖かいですから・・・・

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ここ何年か、文化の日前後に雪に降られているのですが・・・・暖かいのかな?

今年は降りそうにないです。

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我々、尾瀬での木道工事は、やっぱり湿原の中に入って仕事をするのですが、花や木、昆虫などを 守りながら・・・・・と思いながら、仕事をいています。

ま~中には工事の人が踏み荒らして・・・なんて思っている人もいるかと思いますが・・・・・この辺にはあの花が咲くとか・・・・こんな所に隠れてたんか・・・・って多少気を使いながらやってますから、ご勘弁を・・・・・・。

11/7から、また出稼ぎに行く予定です。


今日は、水芭蕉の森!

2011年11月04日 14時02分00秒 | 日記

尾瀬ケ原で木道を作って、水芭蕉の森で木道を作って・・・・

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ま~今日は、かたしな高原旅館組合の人足なのですが、

人足の木道作りは、設計図がないので、思いのっまま、作ってます。

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今年の春は、南相馬市から避難して来た人達に、手伝って貰った「水芭蕉の森」・・・・

来年の為に、整備して置かなくちゃですね。


尾瀬の「とび」と「つる」

2011年11月03日 18時31分52秒 | 日記

尾瀬で木道作りの仕事をしていると、いろいろな方に話しかけられたり、質問されたりするのですが・・・・・最近多かったのが、「杭は、どうやって抜くの?」で・・・・

私「鶴(つる)で抜きます。」  お客さん「そうですか・・・・・」

「運ぶのは、どうするの?」

私「ヘリで運びますが、それからは人力です。鳶(とび)を使います。」  「そうですか・・・・」

ってな会話なのですが・・・・・

鳶と鶴(私たちはそう呼んでいます。)が、この道具です。

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で、左が「鶴」、右が「鳶」です。

ま~使い方は企業秘密です。


尾瀬荷背負い保存会

2011年11月02日 23時30分14秒 | 日記

尾瀬荷背負い(にしょい)保存会、副会長の、二代目です。

今週も尾瀬国立公園の、尾瀬ケ原は上田代(通称ゆれたしろ)へ、出稼ぎへ・・・

で、今週は「荷背負い(にしょい)」「歩荷(ぼっか)」「背負子(しょいこ)」いろいろな呼ばれ方をしていますが、荷背負いさん達が休憩する「ちょうば」を作って来ました・・・・(休憩時間にです)

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荷背負いさん達は、70~100㎏位を背負って運ぶのですが、山道や木道には所々に「ちょうば」と呼ばれる休憩場所があります。

「ちょうば」は荷背負いさん達が、自分で作るのですが、木道を新しく作る時に撤去してしまい、新しい木道には設計にも入っていないので、来年のため?副会長として?勝手に・・・って言うか、なければ山小屋の補給が出来なくなるので、今まで有った所ろに休憩所を作って来ました。

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う回路の時はこんな感じでしたが、木道も以前より高くなったので、わたしの作った「ちょうば」も、活躍出来る事でしょう・・・・・

この工事の発注者は、群馬県か環境省か土木事務所かは知りませんが、もう何十年も前からだいたい同じ所にある「ちょうば」なんだから、設計に入れといてもいいのではないのでしょうか・・・・

ちなみに「1ちょうば」は、300メートルくらいだそうです。