映画「舟を編む」が日本アカデミー賞の最優秀作品賞をとった。
主演の松田龍平が最優秀主演男優賞。
それに最優秀監督賞も含め、全部で6部門で受賞。
自分はまったく関係ないのに、「舟を編む」を観て「何度もみたい映画」だと、とても好きになっていたので、発表の瞬間は手を叩いて喜んだ。
そういう、人の心を惹きつけ、いつまでも印象に残る、魅力ある映画だ。
「そして父になる」は、どうも子どもの扱いが気になって、共感できなかった。
地味なテーマをあんなにワクワクさせた「舟を編む」が賞をとったのは、ほんとに嬉しいニュース。
石井裕也監督が「松田龍平をどうしても勝たせたかった」とコメントしたのも印象的。
父親の松田優作ファンが、松田龍平のファンでもあるケースが多いのかな。
どっちにしろ、松田龍平はいい役者さんだと思う。
映画の馬締くんはとても魅力的だった。
2012年に本屋大賞をとった原作の力も大きいのだろう。読まなくっちゃ。