ということで、3月18日に特別に放送された
村上RADIOの「戦争をやめさせるための音楽」について。
ひっさしぶりに。(もうカレンダーは4月に変わっていますが。)
なんだか、ラジオと、いまその録音を聞いて感動してしまったので。
年寄りが勝手に始めた戦争で、若い人たちが命を落としていく。
昔からずっと続いていることですが、本当に悲しむべきことですよね。
と村上春樹は言います。
たしかに、自分の国の中枢の安全な場所にいる人たちが
デスク上で、戦争を始める。
ヒットラーはまだ少しは若かったと思うけれど、
戦争を始めるのは、大概は自分は兵士としては戦わないお年寄りばかり。
ドアーズの“The Unknown Soldier”「名もなき兵士」もかかりましたが
戦争で戦うのは一個人、名もなき兵士です。
戦争を動かしている人たちは、戦力として、数としてとらえているでしょうが
爆弾を発射させたり、浴びたりするのは、
そこら辺を歩いていた、あのお兄さんかもしれない。
テレビで放映される映像を見て、理不尽さしか感じません。
たしかに、早くやめさせなければと切実に思ってしまうラジオでした。
とくに感動してしまったのは、ジャック・ジョンソンがカバーした
ジョン・レノンの「イマジン」。
彼はあんなに平和を望んでいたのに、40年後の世界は、また愚かしくも
戦争をしています。なんということでしょうね。
4月に入った土曜の午前。
こちらでは平和な陽射しが降り注いでいます。
早く戦争が終わることを願いつつ、一筆啓上
ほんとにお久しぶりです。