こんばんわ!
すっかり夜になってしまいました。
大掃除で大変、というのは、どこも同じですね。
ハル文庫も今年は今日でお終い。
来年は4日から始まります。
今年はなかなか面白い年でした。
また来年、豊かで楽しい日々を過ごしていきたいと思います。
そんなこんなで、三津田さんの物語、すっかり遅くなりましたが
今日も短いお話です。
再婚をすすめる人もいましたが、そんな気はさらさらありません。
じつは三津田氏がなくなってすぐに、再婚の話が二件も舞い込んできたのです。
一件は奥様を亡くした大学教授の方の後添い。
もう一件は、母親と暮らす、五十過ぎまで独身できた
由緒ある武家の家柄の男性。
でも、再婚相手は誰かのお古。
自分だってお古なのですが、いまさら赤の他人と再婚して、
その人の老後のお世話をするなんてまっぴらと思いました。
三津田氏は長年連れ添った夫だからこそ、
最後までお世話をする覚悟でいられたのです。
独身の男性にしても、母親と暮らして結婚しなかったなんて、
ずいぶんだらしないことと思いました。
そういう自主性のない男性はまっぴらと、思いました。
そういうわけで、自分で働いて自立できるなら、
そんなありがたいことはないと思いました。
仕事をしたことはありませんが、きっと何とかなるだろうと、楽観的に考えました。
家に籠っているより、どれだけ気が晴れるかしれません。
結婚に対しては、いろんな考え方がありますから
一概にどうとは言えませんが、
三津田さんは、亡くなられた三津田氏のことを
本当に大事に思っていたのではないでしょうか。
そんな気がします。
さて、いよいよ明日は大晦日。
泣いても笑っても、1年は終わります。
どうせなら、大笑いして、1年のホコリや苦労をふるい落とし
新鮮な気持ちで新年を迎えたいものです。