バイク・キャンプ・ツーリング

NERIMA爺、遅咲きバイクで人生救われる

1997年3月25日

2024年11月14日 | 1997年
3月25日(月)
 ベールボップ彗星を見に行く。夜空を見ると雲ひとつない月空。思い立って、深夜2時半ごろ出発。川越街道を川越(それにしてもトラックの多いこと)までいき、日高から高麗を抜け、正丸峠のトンネルの手前から定峰峠方面に登る。
 まっ暗。

 白い影が後ろから追いかけてくるような気がして、なるべくバックミラーを見ないようにして走る。高度があがるにしたがって寒くなってくる。オーバーパンツをはいてこなかったのをやや後悔する。峠には車が数台。みんなでかい3脚つきのカメラをかまえている。満月が煌々と輝いていたが、北東方面にかすかに尾を引いている彗星。4時くらいから30分か40分くらい空を眺めてから、雪が残っている峠道をばりばり踏み進んで帰ってくる。

 往きの時。正丸トンネルを走る道(秩父に通じている)は異常といえるくらいにトラック多かった。わずかにとぎれがあったかと思うと、集団でどどーっとくる。そしてまたちょっと途切れたかと思うと、またどどっとくる。正丸峠から道をそれるまで、そのくり返し。多分、セメント関係じゃないかと思うが、あの台数が深夜ひっきりなしに寂しい山の中を走ってくるのは、異次元そのものだ。



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