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バイク・キャンプ・ツーリング

NERIMA爺、遅咲きバイクで人生救われる

1996年5月7日(火)

2024年09月20日 | 1996年 バイク教習

1996年5月7日
 午前、自転車で近所のk自動車教習所に行き、自動二輪の中型免許の手続きをする。
 前もって電話で問い合わせていた普通自動車免許証、印鑑、メガネ等をもっていく。いつも散歩がてらに見ている教習所の建物が、心なしか普段と違って見える。正面玄関は外階段をあがった二階にある。

 階段下で若干気持ちを落ち着け、正面入口に向かう。玄関ドアを押し開けると、教習を待っているらしい若い男が、入り口近いソファに数人座っている。どうやら普通自動車受講者らしい。いかにも教習所に溶けこんでいるという感じがする。不思議だ。自分だけ浮いているような疎外感にとらわれる。奥の受付へいき、カウンターの女性にバイクの免許取得をしたい旨伝える。たったそれだけだが、ちょっと緊張する。

 書類に住所、本籍などの必要事項を書きこみ、その場で視力検査(受付のカウンターに顕微鏡みたいな視力検査器が据えつけてある――眼鏡使用で両目とも1・2)。10年前、大泉学園で普通自動車免許をとったときとは趣がだいぶ違う。昔の視力検査そのままに「はい、この文字は」「つぎ、左目いきますよ」だった。それから、メンバーズカードをもらう。このカードで予約、入金、検定申し込みをするようになっている。カードにはデフォルメされた自動車のイラスト。教習簿と教則本も受け取り、会計カウンターで金を払う。――75000円也。

 先ほどのカウンターにもどって、10分間ほど学科や実習を受講するさいの個人レクチャー。ヘルメットは貸し出してくれるらしい。技能教習のところでちょっとわかりにくいところがあったので質問すると、担当していた女性の、わざとらしいため息。まるで出来の悪い小学生でも諭す調子でもう一度説明をくり返す。教習にやってくる若いやつばかりを相手にしているので、自然にそういう態度になるのだろうか。

 

 



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