まあちゃんのエッセイです、読んでね!

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こわーいお話

2012-06-17 12:57:07 | こわいい話
 今朝地下鉄のホームで火災事故がありました。

 朝の9:05分に発火し、電車は全面ストップ。乗っていた人た
ちはおろされ安全な場所に避難誘導されたそうです。

 開通したのは夕方の4時30分。ちょうど私の出勤から退社ま
でのあいだ、電車はストップじていたことになります。

 仕事帰り、ホームに降りたとたん化学成分が燃えたようなつ一
んと鼻をつくような臭い。「うわーっ、これはなに?!」一瞬わ
けわからず鼻を抑えました。「焦げ臭い、きな臭い・・息苦し
い・・早く地上に出なければ何かたいへんなことがおきそう!」
不安感がわいてきました。

 「そうだ、今朝9:05分ごろ駅ホーム上で火災があったん
だ。'すっかり忘れてた。私が電車に乗ったのは、9時ごろ。とす
ると、間髪で難を逃れたことになるなー。天井や壁はうす黒く
すすで汚れてるし、目を開けてるとショボショボしてきて痛さを
感じます。巻き込まれた人たちは恐がっただろうな。もう9時間
もたっているのにこんな状態だなんて。オーこわ、オーこわ」

  

 あとでわかったことですが、階段の下にある三角倉庫が燃えた
らしいです。掃除道具とか集めたゴミなんかを入れておく所。そ
こから出火!! 一番西の階段下にある倉庫から。それを知って
ゾッとしました。私が毎朝降りる階段です。あと一電車遅かった
ら火災発生のベルがけたたましく鳴って、電車はストップ、私も
巻き込まれていたにちがいありません。煙をすって救急車で病院
へ運ばれた人も何人かいたといいます。


 ふと我にかえって辺りを見回すと、やけに背中をまるめた掃除
のおじさんたちがホームの上を走りまわっているし、ガードマン
の人たちもあちこち立っていて緊張感がみなぎっています。その
おじさんたちの誰かが、タバコの火を消しそこねたのが原因らし
いとわかったのは、夕刊をみてのことでしたが。



 間髪で火災にまきこまれずに済んだ運のよさ、よかった、ほ
んとうによかった。ボケーッとした安心に包まれた日常のなか
で、突然何が起きるかわからない恐さを体験しました。


『災害は忘れる間もなくやってくる』。普段から防災準備をおこ
たらないようにと以前は言われていました。が、このごろは『災
害は忘れる間もなくやってくる』ような気がします。

 こわいなー、首都直下型地震!