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会社で希望の部署ではない部署ややりたくない仕事、勤務地に異動になったとしたらどうするのか。

2023-08-30 19:32:05 | 組織人事戦略に役立つ情報

皆さん、こんにちは!

プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士のあお先生こと青木公司です。

本日は「会社で希望の部署ではない部署ややりたくない仕事に異動になったとしたらどうするのか。」ということについてです。

「この会社でこの部署、この仕事をやりたいと思ってその会社に入った!」

「次の異動先はここという希望を出した。そのために努力して資格も取った!」

「次はこの勤務地がいい!」

そう思っていたのに、希望とは違う部署、仕事に配属になった。違う勤務地になった。

そうなるとがっかりしますよね。

「希望部署、仕事、勤務地をあれだけいったのに!」

「自分はその仕事をできるだけの力があるのに!」

「自分は必要ないのか!」

そう思ってやる気が下がったり、実際手を抜いたり、嫌だという意思表示をしたり、会社や人事の文句を言ったりしたくなるかもしれません。

気持ちはわかります。

しかしです。

ビジネスマンとして、会社にやとわれていて、ずっと自分のやりたい部署、仕事に配属されることはほぼ、ありえません。

会社は社員に対してて命令する仕事内容や部署などについては幅広に指揮命令をする権利を持っています。

そもそも膨大にいる社員を、その仕事の空き、部署の事情を考えると希望する仕事や部署、勤務地に張り付けることは困難です。

また、社員の希望ではなく、仕事の適性や部署やその仕事の事情を優先するのは普通でしょう。


そうはいってもわりきれないですよね。

僕からはまず、以下を提案します。

1. 理由を聞く。
やりたくない部署、仕事、勤務地になったとしても、文句や不満の表情は見せず、「なぜ、自分がその部署、仕事、勤務地なのかその理由と、そこで期待される役割や行動特性をおしえてください。」と理由を聞く。

もしかすると、自分のためになる話も入っているかもしれませんし、もしその異動に悪意があったとしてもそれを確認できます。

2. その部署、仕事、勤務地で働くことのメリットも考える。

希望通りにいかないとデメリットだけ考えてしまいますが、メリットも考えましょう。

どんな仕事でも一切メリットがないということはありません。人は自分の希望と違うとデメリットだけに意識が集中するバイアスがかかります。メリットも書き出してみましょう。

意外に会社はあなたのことを考えて役立つと思ってその異動にしたり、適性をみて、最適な場合もあります。

3. ひとまずその配属先、仕事で最高のアウトプットや行動ができるように前向きに取り組み、成果を出しましょう。

その結果、成果を上げて、昇格したり、次はやりたい仕事ができるかも。

やさぐれても自分の評価を下げるだけ。その会社に残ろうが転職を考えようが、独立を想定しようが、デメリットになります。

4. 1-3を行いつつ、納得いかなければ裏で行動を。

めいっぱい、次の部署でやってるようにしつつ、裏で転職活動でも、資格取得でも、独立準備でもしましょう。

そして辞める時にもさわやかにやめて、いざというときの人脈になるようにしましょう。

人生、思い通りにならないことの連続です。

しかも配属や仕事のわりふりなんて思い通りにならないのが普通。

のちに、その経験もよかったと思うようにしていきましょうね!


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